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J-GLOBAL ID：201702270752969662   整理番号：17A0500577

1.イオン液体が切り開く創発イオントロニクス

著者 (3件)： 清水直 (理化学研究所) ,  岩佐義宏 (理化学研究所) ,  岩佐義宏 (東京大学)
資料名： 電気化学および工業物理化学  (Electrochemistry)
巻： 85  号： 2  ページ： 94-99(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： G0072A  ISSN： 1344-3542  CODEN： EECTFA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： イオントロニクスの中心的役割を果たす電気二重層トランジスタの基礎について説明し,従来のトランジスタでは考えられなかった新しい機能(金属の物性制御や熱電性能の最適化など)を紹介した。電気二重層トランジスタ(電気二重層トランジスタの動作原理,電気化学測定とホール効果),金属電極と電気二重層,熱電効果の電界制御(ゼーベック効果,電気二重層トランジスタによるゼーベック効果の制御)について述べた。通常の固体電界効果トランジスタに比べ,非常に大きなキャリア蓄積が可能なデバイスが,電気二重層トランジスタである。

シソーラス用語： *イオン液体 ,  電子技術 ,  *トランジスタ ,  *熱電材料 ,  Hall効果 ,  原理 ,  電極 ,  制御 ,  熱起電力 ,  FET【トランジスタ】 ,  蓄積
準シソーラス用語： Seebeck効果 ,  エレクトロニクス ,  キャリア蓄積 ,  金属電極 ,  電界効果トランジスタ ,  電界制御 ,  *電気二重層トランジスタ ,  動作原理

分類 (2件)： 物理化学一般その他  (CB01030T) ,  トランジスタ  (NC03070N)

引用文献 (29件)：

• 1) P. Walden, Bull. Acad. Imper. Sci. St. Petersburg, 8, 405 (1914).
• 2) J. S. Wilkes and M. J. Zawarotoko, J. Chem. Soc., Chem. Commun., 965 (1992).
• 3) R. Hagiwara and J. S. Lee, Electrochemistry, 75, 23 (2007).
• 4) J. Bardeen, Nobel Lecture, (1956).
• 5) D. Vanmaekelbergh, A. J. Houtepen, and J. J. Kelly, Electrochim. Acta, 53, 1140 (2007).

タイトルに関連する用語 (2件)： イオン液体 ,  創発