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J-GLOBAL ID：201702270773122205   整理番号：17A0340438

長期間高温暴露におけるHP型耐熱合金の金属間化合物相形成の速度論

Kinetics of the Formation of Intermetallic Phases in HP-Type Heat-Resistant Alloys at Long-Term High-Temperature Exposure

著者 (4件)： KONDRAT’EV Sergey Yu. (Great St. Petersburg Polytechnic Univ., St. Petersburg, RUS) ,  ANASTASIADI Grigoriy P. (Great St. Petersburg Polytechnic Univ., St. Petersburg, RUS) ,  PETROV Sergey N. (Central Res. Inst. Structural Materials Prometey, St. Petersburg, RUS) ,  PTASHNIK Alina V. (Central Res. Inst. Structural Materials Prometey, St. Petersburg, RUS)
資料名： Metallurgical and Materials Transactions. A. Physical Metallurgy and Materials Science  (Metallurgical and Materials Transactions. A. Physical Metallurgy and Materials Science)
巻： 48  号： 1  ページ： 482-492  発行年： 2017年01月 
JST資料番号： E0265B  ISSN： 1073-5623  CODEN： MTTABN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： HP40NbTi耐熱合金の高温暴露中の金属間化合物形成について,光顕,電顕,EPMA,およびXRDを用いて調べた。この合金は鋳造状態ではマトリクスγ相,クロム炭化物,ニオブ炭化物から成っていた。高温暴露中にCr₇Ni₅Si₃N₃FeNb金属間化合物が生成した。この相はニオブ炭化物とγ相の境界,クロム炭化物とγ相の境界およびマトリクスγ相内に見られた。速度論的検討により以下のことがわかった。すなわち,ニオブの拡散はニオブ炭化物やクロム炭化物の成長にはほとんど制限を与えないことがわかった。これは隣接する共晶ニオブ炭化物(50at.%Nb)からのかなりのNbの流れによる。一方,ニオブの拡散はγ相中での濃度が低く,マトリクスと金属間化合物相の間の濃度比が0.05と非常に低いため,γ相中の金属間化合物の成長には顕著な制限を与える。

シソーラス用語： *耐熱鋼 ,  クロム含有合金 ,  ニッケル含有合金 ,  ケイ素含有合金 ,  ニオブ含有合金 ,  チタン含有合金 ,  *曝露 ,  *金属間化合物 ,  反応速度論 ,  鋳造組織 ,  クロム化合物 ,  炭化物 ,  ニオブ化合物 ,  不純物拡散 ,  共晶 ,  高合金鋼 ,  中炭素鋼 ,  クロム合金 ,  *高温
準シソーラス用語： 高温暴露 ,  炭化クロム ,  炭化ニオブ

分類 (1件)： 組織的硬化現象  (WB01020C)

タイトルに関連する用語 (6件)： 高温暴露 ,  HP ,  耐熱合金 ,  金属間化合物 ,  相形成 ,  速度論