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J-GLOBAL ID：201702270793455738   整理番号：17A0662713

モノリシック疎水性アルミナエアロゲルの作製と特徴づけ

Fabrication and characterization of the monolithic hydrophobic alumina aerogels

著者 (3件)： LI Xueai (Southeast Univ., Nanjing, CHN) ,  HE He (Southeast Univ., Nanjing, CHN) ,  REN Lili (Southeast Univ., Nanjing, CHN)
資料名： Journal of Porous Materials  (Journal of Porous Materials)
巻： 24  号： 3  ページ： 679-683  発行年： 2017年06月 
JST資料番号： W1100A  ISSN： 1380-2224  CODEN： JPMAFX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アルミナエアロゲルは,比強度,高温での熱安定性,および薬品耐性などのユニークな性質のため,注目され,高温絶縁体,蓄熱システム,触媒や触媒担体などへの応用材料として有力な候補である。しかし,その比較的高いコストと表面の新水性が,応用の拡がりの制限をもたらした。そこで本研究では,低コスト化と疎水性への表面改質のため,脱イオン水/アルコール溶液(3:7)中の塩化アルミニウム六水和物(AlCl₃・6H₂O)の酸塩基ゾルゲル重合により,疎水性メソポーラスアルミナエアロゲルの調製を試みた。そして,接触角測定,FTIR,SEM,TEMおよびBET分析によって,得られたアルミナエアロゲルを特徴づけた。その結果,1)疎水性はトリメチルクロロシラン(TMCS)の含有量に影響されることが判明した。2)TMCSとAlCl₃・6H₂Oのモル比が0.35である場合,疎水性アルミナエアロゲルのかさ密度と表面積は,それぞれ0.453g/cm³と495m²/gであった。などの知見を得た。

シソーラス用語： *アルミナ ,  *エアロゲル ,  *表面改質 ,  原価低減 ,  *疎水性 ,  細孔構造 ,  *多孔質体 ,  脱イオン水 ,  アルコール ,  溶液 ,  塩化アルミニウム ,  水和物 ,  接触角 ,  FTIR分光法 ,  赤外吸収スペクトル ,  走査電子顕微鏡 ,  透過型電子顕微鏡 ,  BET法 ,  表面積 ,  有機ケイ素化合物
準シソーラス用語： 低コスト化

分類 (2件)： 表面処理  (YH04112X) ,  界面化学一般  (CB12010J)

物質索引 (1件)： トリメチルクロロシラン

タイトルに関連する用語 (4件)： 疎水性 ,  アルミナ ,  エアロゲル ,  作製