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J-GLOBAL ID：201702270811571077   整理番号：17A0968886

輝水鉛鉱と硫ひ鉄鉱の磁気的性質に及ぼすマイクロ波放射の影響【Powered by NICT】

Influence of microwave radiation on the magnetic properties of molybdenite and arsenopyrite

著者 (3件)： Farahat Mohsen (Mineral Processing and Agglomeration Department, Central Metallurgical Research & Development Institute, PO Box 87 Helwan, Cairo, Egypt) ,  Elmahdy Ahmed M. (Mineral Processing and Agglomeration Department, Central Metallurgical Research & Development Institute, PO Box 87 Helwan, Cairo, Egypt) ,  Hirajima Tsuyoshi (Department of Earth Resources Engineering, Faculty of Engineering, Kyushu University, 744 Motooka, Nishiku, Fukuoka 819-0395, Japan)
資料名： Powder Technology  (Powder Technology)
巻： 315  ページ： 276-281  発行年： 2017年 
JST資料番号： B0730A  ISSN： 0032-5910  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 輝水鉛鉱と硫ひ鉄鉱の磁気的性質に及ぼすマイクロ波照射の影響を研究した。研究した鉱物の純試料を,種々のパワーレベルおよび異なる時間間隔を用いたマイクロ波照射を行った。マイクロ波処理の効果を磁化率測定,XRD,XPSおよび乾式磁選機の磁気画分と比較して回収された鉱物の割合によりモニターした。マイクロ波処理は,硫ひ鉄鉱試料の磁気特性に著しい変化を引き起こした。この材料の磁化率は500Wで60s間処理後の新鮮な試料の負の値から増加し強い正した。さらに,磁気回収率は新鮮な試料の0%と比較して98%に有意に増加した。硫ひ鉄鉱とは対照的に,マイクロ波処理した輝水鉛鉱はその磁化率またはその磁気回収のいずれかの変化を示さなかった。鉱物は0%磁気回収を持つ非磁性のままであった。XPSとXRDの結果は,マイクロ波を用いた硫ひ鉄鉱処理は強磁性相が形成されたことを示したが,非磁性材料,モリブデン酸化物(MoO_3)は輝水鉛鉱のマイクロ波処理後に形成された。本研究の結果は,輝水鉛鉱からの硫ひ鉄鉱の分離におけるマイクロ波処理後の磁気分離の有効性を実証した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 磁性材料 ,  X線回折 ,  *輝水鉛鉱 ,  酸化モリブデン ,  マイクロ波照射 ,  *マイクロ波 ,  *硫砒鉄鉱 ,  磁力分離 ,  *磁気 ,  鉱物 ,  強磁性 ,  磁化率 ,  回収率
準シソーラス用語： 非磁性 ,  マイクロ波処理 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： マイクロ波硫ひ鉄鉱 ,  輝水鉛鉱 ,  磁気分離 ,  XPS

分類 (1件)： 固体の製造・処理一般  (XD03021O)

タイトルに関連する用語 (4件)： 輝水鉛鉱 ,  硫ひ鉄鉱 ,  磁気的性質 ,  マイクロ波放射