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J-GLOBAL ID：201702270923624101   整理番号：17A0499056

LaFeO₃(010)表面への水素吸着のDFT+U研究

A DFT+U investigation of hydrogen adsorption on the LaFeO₃(010) surface

著者 (6件)： Boateng Isaac W. (Department of Chemistry, Kwame Nkrumah University of Science and Technology, Kumasi, Ghana. [e-mail] [e-mail]) ,  Tia Richard ,  Adei Evans ,  Dzade Nelson Y. ,  Catlow C. Richard A. ,  de Leeuw Nora H.
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 19  号： 10  ページ： 7399-7409  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ABO₃ペロブスカイトフェライトランタン(LaFeO₃)は,ニッケル-メタルハイドライド電池,エネルギー貯蔵及び触媒作用のための技術的に重要な電極材料である。しかし,LaFeO₃表面上への電気化学水素吸着機構はまだ議論中である。本研究では,Hubbard U補正を行ったスピン偏極密度汎関数理論計算(DFT+U)を採用して,LaFeO₃(010)表面上へのH₂の吸着機構を解明した。計算した吸着エネルギーにより,H₂吸着の優先部位はFe-Oブリッジサイトで,吸着エネルギーは-1.18eV(零点エネルギーを含む)で,その結果FeOHとFeH表面種を生成することを示した。表面酸素でのH₂吸着は水分子の生成に至り,その結果表面に酸素欠陥が創出される。H₂分子はFe及びLa部位と弱く相互作用し,そこでは物理吸着しかされない。表面-吸着系の電子構造を,投影状態密度とLoewdinポピュレーション解析により検討した。計算した吸着強度と構造の含蓄を,LaFeO₃を用いたニッケル-メタルハライド(Ni-MH)電池のプロトタイプの設計を改善して,検討した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *フェライト ,  *ランタン化合物 ,  *ペロブスカイト型結晶 ,  結晶面 ,  *吸着 ,  *密度汎関数法 ,  電極材料 ,  スピン分極 ,  吸着エネルギー ,  点欠陥 ,  水分子 ,  ポピュレーション解析 ,  ニッケル-水素蓄電池
準シソーラス用語： *DFT+U ,  スピン偏極 ,  ニッケル-金属水素化物電池 ,  吸着機構 ,  酸素欠陥 ,  *水素吸着

分類 (3件)： 塩基,金属酸化物  (CD01030Z) ,  物理的手法を用いた吸着の研究  (CB12043P) ,  二次電池  (YB04030K)

タイトルに関連する用語 (3件)： 水素吸着 ,  DFT+U ,  研究