文献

J-GLOBAL ID：201702270942171912   整理番号：17A0620971

グラフェンの格子透明性

Lattice Transparency of Graphene

著者 (9件)： CHAE Sieun (Korea Res. Inst. Chemical Technol.(KRICT), Daejeon, KOR) ,  CHAE Sieun (Seoul National Univ., Seoul, KOR) ,  JANG Seunghun (Korea Res. Inst. Chemical Technol.(KRICT), Daejeon, KOR) ,  CHOI Won Jin (Korea Res. Inst. Chemical Technol.(KRICT), Daejeon, KOR) ,  KIM Youn Sang (Seoul National Univ., Seoul, KOR) ,  KIM Youn Sang (Advanced Inst. Convergence Technol., Gyeonggi-do, KOR) ,  CHANG Hyunju (Korea Res. Inst. Chemical Technol.(KRICT), Daejeon, KOR) ,  LEE Tae Il (Gachon Univ., Gyeonggi-Do, KOR) ,  LEE Jeong-O (Korea Res. Inst. Chemical Technol.(KRICT), Daejeon, KOR)
資料名： Nano Letters  (Nano Letters)
巻： 17  号： 3  ページ： 1711-1718  発行年： 2017年03月 
JST資料番号： W1332A  ISSN： 1530-6984  CODEN： NALEFD  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： モデルシステムとして種々のグラフェン被覆基板上に核生成したZnOナノ結晶を用いて,原子が規則的に配列した(格子)グラフェンの透明性を調査した。グラフェン被覆基板上に水熱的に核生成し成長したZnOナノ結晶について,核生成相の原子配列は,グラフェンの他サイドでの支持基板表面の結晶構造との適合を優先して,グラフェンがある程度の格子透明性をもつことが結論された。結果として,ZnOナノロッドの成長特性は,基板面での異なる結晶構造のために相違していた。グラフェンのこの格子透明性は,その極端な薄さに起因し,これは,基板表面上の原子ポテンシャルの幾何学的パターンの伝送を可能とする。グラフェンのこの特殊な特徴は,新規エピタキシャルヘテロ接合を作製する巨大な可能性をもつ。

シソーラス用語： *グラフェン ,  *格子 ,  酸化亜鉛 ,  核形成 ,  ヘテロ接合 ,  エピタクシー ,  化学蒸着
準シソーラス用語： エピタキシャル ,  核生成 ,  原子層堆積 ,  *透明性

分類 (2件)： 結晶成長技術・装置  (BK13020B) ,  炭素とその化合物  (YB02060D)

タイトルに関連する用語 (3件)： グラフェン ,  格子 ,  透明性