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J-GLOBAL ID:201702270942452663   整理番号:17A0503612

βカテニンの補助活性化因子CCAR1の阻害は,胃癌細胞の増殖と移動を抑制する

Inhibition of CCAR1, a Coactivator of β-Catenin, Suppresses the Proliferation and Migration of Gastric Cancer Cells
著者 (13件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年02月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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Wntシグナリングの異常な活性化は,胃癌を含む多様なヒトの癌に関連づけられている。癌は癌幹細胞(CSC)から生ずるという現在の仮説を鑑み,CSCの自己複製を支持する非常に重要なシグナル経路は,癌治療のための有用なアプローチであるように見える。細胞周期およびアポトーシス調節因子1(CCAR1)はWnt/βカテニンシグナリングの構成要素であることが示されている転写活性化補助因子であり,βカテニンによる転写調節において重要な役割を果たす。しかし胃癌におけるCCAR1の機能および臨床上の意義については解明されていない。ここで筆者らは,CCAR1の核内発現の上昇が胃癌の発生率と相関することを示す。加えて,AGSおよびMKN28細胞において,RNAiが仲介するCCAR1の減少は,細胞増殖を抑制し,アポトーシスを増すだけでなく,これらの細胞の移動および浸潤能力も減ずる。更に,in vivo異種移植片アッセイはCCAR1の発現レベルが腫瘍形成に非常に重要であることを明らかにした。本データはCCAR1が胃癌における発癌に寄与し,胃癌細胞の生存に必要であることを立証する。更に,CCAR1は診断マーカーや潜在的な治療標的として役立つかもしれない。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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発癌機序・因子  ,  消化器の診断 
タイトルに関連する用語 (4件):
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