文献

J-GLOBAL ID：201702270964079197   整理番号：17A1520101

【目的】実験的アテローム性動脈硬化症ウサギにおける血管内皮依存性拡張機能に及ぼす全トランスレチノイン酸の影響を研究する。【JST・京大機械翻訳】

Effect of all-trans-retinoic acid on endothelial-dependent dilation in atherosclerosis rabbits

著者 (4件)： Ding Yanhui (安徽医科大学分子生物学実験室、生物化学与分子生物学教研室、安徽省省部共建教育部重要遺伝病基因資源利用重点実験室,合肥,230032) ,  Ding Junli (安徽医科大学分子生物学実験室、生物化学与分子生物学教研室、安徽省省部共建教育部重要遺伝病基因資源利用重点実験室,合肥,230032) ,  Zhou Qing (安徽医科大学分子生物学実験室、生物化学与分子生物学教研室、安徽省省部共建教育部重要遺伝病基因資源利用重点実験室,合肥,230032) ,  Wang Yuan (安徽医科大学分子生物学実験室、生物化学与分子生物学教研室、安徽省省部共建教育部重要遺伝病基因資源利用重点実験室,合肥,230032)
資料名： Anhui Yike Daxue Xuebao  (Anhui Yike Daxue Xuebao)
巻： 52  号： 1  ページ： 7-12  発行年： 2017年 
JST資料番号： C3527A  ISSN： 1000-1492  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 【目的】実験的アテローム性動脈硬化症ウサギにおける血管内皮依存性拡張機能に及ぼすATRAの影響を調査する。【方法】普通のニュージーランドホワイトウサギをランダムに3つの群に分けた:正常群;一般飼料を与えた。モデル群;高脂肪飼料(普通の飼料+1-コレステノール+5つのブタの油)を与えた。ATRA群;高脂肪飼料を与え、同時にATRAに5mg/(kg・d)を胃内投与した。2,4,8,12週後に血液を採取し,血清中の脂質指標を測定した。オイルレッド染色により,プラーク形成を観察した。HE染色により動脈の内皮構造変化を観察した。8週後,各群のウサギ3匹を無作為に選択し,動脈内皮依存性拡張機能(EDD)と非内皮依存性拡張機能(NEDD)を測定した。【結果】正常群と比較して,モデル群における血清総コレステロール(TCH)および低密度リポ蛋白質コレステロール(LDL-C)の濃度は,2週間後に有意に増加した(P<0.05)。4週間後に,トリグリセリド(TG)および高密度リポ蛋白質コレステロール(HDL-C)の濃度は,有意に増加した(P<0.05)。オイルレッド染色により、2週間の時に脂質プラークが明らかでなく、4週間後に脂質プラークが明らかになることが明らかになった。HE染色により、内膜が肥厚し、泡沫細胞が増加し、平滑筋細胞の極性が乱れ、内膜へ移動することが示された。内皮依存性拡張機能の高脂肪群におけるEDDは,正常群より有意に低かった(P<0.05)。モデル群と比較して,ATRA治療群の血清中TG濃度は有意差がなく,TCH濃度は明らかに低下し(P<0.05),HDL-C濃度は4週間および12週間で有意に上昇し(P<0.05),LDL-C濃度は2週間および12週間で低下した(P<0.05)。オイルレッド染色により,4週間後に脂質プラークが観察された。HE染色により、内膜がやや厚くなり、泡沫細胞が減少し、平滑筋細胞の配列が比較的に整っていることが示された。内皮依存性拡張機能検査により、アセチルコリンの濃度が10-7mol/Lの時、ATRA群のEDDは高脂肪群より明らかに高かった(P<0.05)。結論:血中脂質の上昇は動脈粥状硬化の発生を引き起こし、動脈内皮損傷は内皮依存性拡張機能を低下させ、ATRAは血中脂質の低下により内皮依存性拡張機能を改善する可能性がある。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 治療法 ,  LDLコレステロール ,  泡沫細胞 ,  *内皮 ,  HDLコレステロール ,  *アテローム性動脈硬化症 ,  平滑筋細胞 ,  血清 ,  プラーク ,  HE染色 ,  脂質 ,  *動脈
準シソーラス用語： 血中脂質 ,  内膜 ,  *拡張機能 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (3件)： ATRA ,  atherosclerosis ,  endothelial-dependent dilation

分類 (4件)： 脂質の代謝と栄養  (EJ02034Q) ,  循環系の基礎医学  (GJ01020K) ,  ビタミンA  (EB07020A) ,  代謝異常・栄養性疾患一般  (GD05010J)

タイトルに関連する用語 (8件)： 実験 ,  アテローム性動脈硬化症 ,  ウサギ ,  血管内皮 ,  依存性 ,  拡張機能 ,  全トランスレチノイン酸 ,  研究