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J-GLOBAL ID：201702270973706456   整理番号：17A0621188

遺伝的アルゴリズムと協調的共進化にもとづく船舶配管方法

Ship Pipe Routing Method Based on Genetic Algorithm and Cooperative Coevolution

著者 (2件)： DONG Zongran (Dalian Univ. Technol., Dalian, CHN) ,  LIN Yan (Dalian Univ. Technol., Dalian, CHN)
資料名： Journal of Ship Production and Design  (Journal of Ship Production and Design)
巻： 33  号： 2  ページ： 122-134  発行年： 2017年05月 
JST資料番号： D0023C  ISSN： 2158-2866  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 狭い船内の複雑な各種配管の設計について,遺伝的アルゴリズム(GA)を用いた高速,高効率の最適配管設計法を提示し,適用事例を示した。初めに,従来の手法の概要と課題を述べた後,船内配管領域のセル格子分割,障害物との衝突検出と回避等の物理的制約,経済的制約,幾何学的運用上の制約等に基づく問題の定式化を説明した。次に,単一経路配管に対する固定長エンコードGA法の適用について,初期母集団の設定,染色体の整数列表記,交差(クロスオーバ)作用による世代継承,突然変異作用の確率と多様性確保,オーバーラップ・パスの取扱い等の要素を個別に詳述し,評価関数(=目的コスト+ペナルティ・コスト)で最適化,評価した。一方,分岐管を含む多数経路配管に対して協調的共進化の遺伝的アルゴリズム(CCGA)を適用した最適化,およびフィットネス評価等の手順を説明した。染色体数(80),交差率(0.9),突然変異率(0.3),最大世代数(500)等の仮定のもとで,船舶機関室(装置7台,障害物2コ)内の多経路配管,船舶(全長116m等)の機関室(ポンプ等5台)内の海水冷却システム配管,LNG運搬船のタンク(25m³×2台)配管の三つの事例に関する本手法の適用結果を示し,有効性を確認した。

シソーラス用語： *船舶 ,  *配管設計 ,  *最適設計 ,  *遺伝的アルゴリズム ,  問題解決 ,  障害物回避 ,  制約条件 ,  評価関数 ,  費用関数 ,  ペナルティ関数 ,  分岐管路 ,  機関室 ,  関数
準シソーラス用語： *協調的共進化 ,  適応度関数

分類 (1件)： 船体ぎ装  (QJ04010E)

タイトルに関連する用語 (4件)： 遺伝的アルゴリズム ,  協調的共進化 ,  船舶 ,  配管