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J-GLOBAL ID:201702270992855134   整理番号:17A0499054

Scapharca属二量体ヘモグロビン中の協力作用と通信信号への界面水効果

Interfacial water effect on cooperativity and signal communication in Scapharca dimeric hemoglobin
著者 (3件):
資料名:
巻: 19  号: 10  ページ: 7380-7389  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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アロステリック蛋白質の生体機能の制御で,協力作用は重要である。このような蛋白質での協力作用とアロステリック調節の詳細な機構を理解することは,それらの機能を理解するうえで不可欠である。しかし,アロステリック蛋白質が配座転移してリガンドの逃散過程を支援する機構と,界面水分子への関連性はあまり理解されていない。ここに,Scapharca属二量体ヘモグロビンでこれらの問題を研究するため,分子動力学シミュレーションを行う。二量体の運動,リガンド逃散確率,ゲート機能,及び交差相関への界面水の影響を考慮した。結果により界面水が界面領域でアンバランスな応力分布を示し,バイアスヘリックスバンドル運動に至り,それは最初のリガンドの逃散を促進できるばかりか,両方のリガンドの逃散の間隔を増加させることができた。相応して,ゲート機能はF-ヘリックス運動と同じタイムスケールに従い,ゲート開度は非確率的で,さらに,ゲート部間の矛盾した運動は協力作用に似ている。サブユニット間の通信マップの陽解分析により,少なくとも14のシグナル伝達経路が得られる。結果は協力作用の操作での界面水の役割の理解に大いに役立ち,分子機械を含む将来の応用につながるであろう。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (2件):
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生物学的機能  ,  分子の性質一般 

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