文献
J-GLOBAL ID:201702271005060000   整理番号:17A0127433

3次元波浪場における上部斜面堤ケーソンの動揺特性に関する実験的研究

著者 (6件):
資料名:
巻: 72  号:ページ: I_223-I_228(J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: U0288A  ISSN: 2185-4688  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
据付時の上部斜面堤ケーソンの3次元的な動揺特性を水理実験により考究した.その結果,ケーソンの幅と入射波波長の比である相対堤体幅の減少とともに,未係留時はHeaveとRollの全振幅が,係留時はSurge,Heave,Roll,Pitchの全振幅が単調に増加する傾向があることが判明した.また,引き寄せワイヤと振れ止めワイヤによる係留には,Swayと Heaveの全振幅を低減させる効果があることを示した.さらに,沖側の引き寄せワイヤに作用する張力はSurgeの影響を,新設ケーソンの岸側上部から既設ケーソンの沖側上部に張った振れ止めワイヤに作用する張力は,周期が短い場合にはSurge,周期が長い場合にはSwayの影響を受けることが判明した.以上の傾向は係留方法が異なる断面2次元実験時とは異なっていたことから,モデル化に際して係留索の状況を適切に設定することの重要性が示唆された.(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
港湾施設,港湾工事  ,  波浪,潮流 
引用文献 (9件):
  • 1) 上田茂,白石悟,板生考司,内藤了二:台形ケーソンの洋上接合時および設置時の動揺特性について,港空研資料,No. 754,46p.,1993.
  • 2) 堀沢真人,佐藤典之,坂間茂,矢口真光,滑川正倫:ケーソン据付時の動揺及び索張力に関する現地調査,海洋開発論文集,第13巻,pp. 429-434,1997.
  • 3) 米山治男,白石悟,名里健吾:防波堤ケーソンの据付作業の自動化に関する実験的研究,構造工学論文集,Vol. 47 A,pp. 939-950,2001.
  • 4) 米山治男,白石悟:防波堤ケーソンの自動設置システムの開発とその実験的検証,土木学会論文集,No. 728,VI-58,pp. 93-106,2003.
  • 5) 中村友昭,山本勘太,水谷法美,小竹康夫:上部斜面堤ケーソンの規則波下における動揺特性に関する研究,土木学会論文集B2(海岸工学),Vol. 71,No. 2,pp. I_1039-I_1044,2015.
もっと見る

前のページに戻る