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J-GLOBAL ID:201702271010240887   整理番号:17A1324675

NMDA受容体はピロカルピンてんかんマウスの海馬星状細胞活性化における役割を果たしている。【JST・京大機械翻訳】

Effect of NMDA receptor on hippocampal astrocyte activation in pilocarpine-induced epileptic mice
著者 (6件):
資料名:
巻: 36  号:ページ: 129-136  発行年: 2017年 
JST資料番号: C3137A  ISSN: 1671-6264  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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目的;ピロカルピンにより誘導されたマウスのてんかん持続状態(SE)モデルにおいて、N-メチル-D-アスパラギン酸(NMDA)受容体の海馬星状細胞増殖における作用及びその可能な分子機序を検討する。方法;32匹の6週齢の雄C57/BL6マウスをランダムに対照群、SE群、SE後にNMDA受容体拮抗剤MK-801群とMK-801群に注射し、各群8匹とした。300mg・kg-1ピロカルピンの腹腔内注射により,SEモデルを確立した。海馬における星状細胞の形態学的変化を,免疫組織化学的方法によって検出した。同時に,海馬における神経膠線維酸性蛋白質(GFAP)の発現と転写因子cAMP反応性エレメント結合蛋白質(CREB)のリン酸化レベルを,ウエスタンブロット法によって検出した。結果;SE群マウスの海馬星状膠細胞は顕著な活性化現象を示し、免疫組織化学の結果により、SE群マウスの海馬GFAP免疫反応の強度は対照群より明らかに高かった(P<0.01)。SE後にMK-801によりNMDA受容体を遮断すると,SEにより誘導された海馬星状細胞の活性化が顕著に抑制された。免疫組織化学の結果と一致し、Western Blotの結果により、SE群マウスの海馬GFAPタンパクの発現レベルは対照群より明らかに高かった(P<0.05)。SE後にMK-801によりNMDA受容体を遮断すると、SE誘導の海馬GFAPタンパク発現レベルの上昇が顕著に抑制された。同時に、著者らの研究結果により、SE群の海馬CREBタンパク質のリン酸化レベルは対照群より明らかに高く、NMDA受容体を遮断するとSE誘導の海馬CREBタンパク質のリン酸化を著しく抑制したことが分かった。結論;ピロカルピンてんかんマウスの持続状態7d後に海馬星状膠細胞は顕著に活性化され、この活性化過程はNMDA受容体の活性化に依存する。同時に、海馬星状膠細胞の活性化過程はCREBのリン酸化を伴い、海馬CREBリン酸化がNMDA受容体介在のピロカルピンてんかんマウスの星状膠細胞の活性化過程に関与していることが示唆された。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
中枢神経系  ,  細胞膜の受容体 

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