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J-GLOBAL ID：201702271042064713   整理番号：17A1604212

溶鋼/Ar界面における非金属介在物の凝集:場観察実験とモデル検証

Agglomeration of Non-metallic Inclusions at Steel/Ar Interface: In-Situ Observation Experiments and Model Validation

著者 (3件)： MU Wangzhong (McMaster Univ., ON, CAN) ,  DOGAN Neslihan (McMaster Univ., ON, CAN) ,  COLEY Kenneth S. (McMaster Univ., ON, CAN)
資料名： Metallurgical and Materials Transactions. B. Process Metallurgy and Materials Processing Science  (Metallurgical and Materials Transactions. B. Process Metallurgy and Materials Processing Science)
巻： 48  号： 5  ページ： 2379-2388  発行年： 2017年10月 
JST資料番号： E0411B  ISSN： 1073-5615  CODEN： MTTBCR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 鋼中の非金属介在物の制御は,高品質の鋼種の要求が高まってきているため極めて重要である。この低減には,アルゴンバブリングが有効と考えられている。しかし,これを実現するためには,溶鋼/アルゴン界面における非金属介在物の凝集挙動をよく理解し制御する必要があることが分かった。そこで本研究では,オリジナルKralchevsky-Paunovモデルに基づいてPaunov簡略化モデルを開発し,溶鋼/ガス界面で凝集する介在物に及ぼす毛管力の定量的な計算を試みた。そして高温共焦点レーザー走査顕微鏡(CLSM)によって,低炭素鋼/Ar界面でのAl₂O₃介在物の凝集挙動を現場で観察し,モデルの妥当性を検証した。その結果,1)改訂モデルを使用した計算結果は,様々な介在物サイズに対して実験データに適合した。2)円の等価半径を用いて計算した毛細管力が,有効半径を用いて計算したものより,介在物特性によって実験データによく適合することが判明し,大きなサイズや不規則形状の介在物に適していると結論づけた。

シソーラス用語： *非金属介在物 ,  *凝集 ,  固液界面 ,  溶鋼 ,  アルゴン ,  バブリング【化学装置】 ,  除去 ,  毛管力 ,  光学顕微鏡法 ,  共焦点レーザ顕微鏡 ,  *低炭素鋼 ,  等価性 ,  半径 ,  粒度 ,  不規則形態 ,  *製鋼
準シソーラス用語： CLSM【顕微鏡法】 ,  Paunov簡略化モデル ,  不規則形状 ,  有効半径 ,  粒子の大きさ

分類 (1件)： 製鋼  (WD01060A)

タイトルに関連する用語 (9件)： 溶鋼 ,  Ar ,  界面 ,  非金属介在物 ,  凝集 ,  場 ,  観察 ,  実験 ,  モデル検証