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J-GLOBAL ID:201702271081808006   整理番号:17A0492371

自己組織化ヘキサペプチド,アミロイドβ(Aβ)凝集阻害剤,の計算機研究

A computational study of self-assembled hexapeptide inhibitors against amyloid-β (Aβ) aggregation
著者 (5件):
資料名:
巻: 19  号:ページ: 155-166  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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トの脳内におけるアミロイドβ(Aβ)ペプチドのフィブリル化および析出は病理学的にAlzheimer病(AD)と関連づけられている。Aβの凝集を阻害する種々の阻害剤(ペプチド,有機分子,ナノ粒子)の開発はAD治療の有望な戦略となっている。著者らは最近「類似物間相互作用」設計原理による計算機設計/スクリーニングを提案し,実験的にAβのアミノ酸配列とは完全に異なる配列の新しいヘキサペプチド阻害剤の組を確認した。これらのヘキサペプチド阻害剤はAβの凝集を阻害しAβ誘起による細胞毒性を減少させた。しかし,これらのヘキサペプチドの阻害機構およびヘキサペプチドとAβの間の基盤相互作用は明確になっていなかった。本報はマルチスケール計算機法(量子化学計算,分子ドッキング,および明示的溶媒分子動力学シミュレーション)の適用により3種の同定したヘキサペプチド(CTLWWG,GTVWWG,およびCTIYWG)の構造,動力学,および種々のAβフラグメントおよびAβ17-42五量体との相互作用を検討した。6個のAβフラグメントとの相互作用において3種のヘキサペプチド阻害剤が他のフラグメントよりも2個のリジンを含むフラグメント(16KLVFFA21および27NKGAII33)に強く相互作用し,Aβとの配列選択的相互作用の違いを示した。Aβ17-42五量体との相互作用において,この3種のペプチドは同様の結合モードおよびAβ17-42五量体の末端に選好的に結合してAβの成長経路を阻害する相互作用機構を示した。本研究はこれらペプチド阻害剤のAβ凝集に対する阻害効果の実験的増強を目指す修飾および最適化について,構造に基づく結合の情報を与えた。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (4件):
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蛋白質・ペプチド一般  ,  分子化合物  ,  中枢神経系作用薬一般  ,  計算機シミュレーション 
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