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J-GLOBAL ID：201702271083547688   整理番号：17A0974640

幾何学的曲率,界面相互作用および冷却速度のバランスによるAAOテンプレートに閉込められたコアシェル構造を有するポリメタクリル酸メチルナノ

Stabilization of Poly(methyl methacrylate) Nanofibers with Core-Shell Structures Confined in AAO Templates by the Balance between Geometric Curvature, Interfacial Interactions, and Cooling Rate

著者 (4件)： ZHANG Chen (Nanjing Univ., Nanjing, CHN) ,  LI Linling (Nanjing Univ., Nanjing, CHN) ,  WANG Xiaoliang (Nanjing Univ., Nanjing, CHN) ,  XUE Gi (Nanjing Univ., Nanjing, CHN)
資料名： Macromolecules  (Macromolecules)
巻： 50  号： 4  ページ： 1599-1609  発行年： 2017年02月28日 
JST資料番号： B0952A  ISSN： 0024-9297  CODEN： MAMOBX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 多孔質の陽極酸化アルミニウム(AAO)テンプレートに閉込めたポリメタクリル酸メチル(PMMA)ナノファイバのガラス転移挙動を,示差走査熱量測定(DSC)および広帯域誘電分光法(BDS)によって検討した。超低速の冷却速度(0.1K/min)で,2種類のガラス転移温度(低T_gおよび高T_g)が,それぞれPMMAのコアおよびシェルに対応するT_gとしてDSCおよびBDSによって明確に識別された。高T_gは,吸着層の転移温度に由来し,主に壁面の化学的性質ではなく,ナノ細孔の幾何学的曲率半径によって支配された。冷却速度が40K/minから0.1K/minに変化する過程で,ガラス転移挙動の劇的な変化が検出され,非平衡中間層を通るシェルとコア間の固有の変化が反映された。さらに,シラン化によるナノ細孔の表面改質の前後の系を比較することにより,より強い界面相互作用の効果を明らかにした。

シソーラス用語： *酸化アルミニウム ,  *アノード酸化 ,  ナノ構造 ,  *鋳型効果 ,  ナノファイバ ,  閉込め ,  界面 ,  分子間相互作用 ,  *コアシェル構造 ,  細孔 ,  広帯域 ,  スペクトロスコピー ,  誘電緩和 ,  ガラス転移 ,  ガラス転移点 ,  示差走査熱量測定 ,  曲率 ,  冷却速度
準シソーラス用語： *AAO【酸化物】 ,  *AAOテンプレート ,  誘電分光法

分類 (1件)： 高分子固体の物理的性質  (CG02024U)

タイトルに関連する用語 (8件)： 幾何学 ,  曲率 ,  界面相互作用 ,  冷却速度 ,  バランス ,  AAOテンプレート ,  コアシェル構造 ,  ポリメタクリル酸メチル