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J-GLOBAL ID：201702271087719879   整理番号：17A0959484

第9シリーズ「固体電解質の基礎と測定法4」-プロトン伝導体(セラミックス)-

著者 (1件)： 松本広重 (九州大学)
資料名： 電気化学および工業物理化学  (Electrochemistry)
巻： 85  号： 7  ページ： 427-431(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： G0072A  ISSN： 1344-3542  CODEN： EECTFA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 固体電解質は,通常単一のイオン伝導種をもつことを特徴とするが,プロトン伝導性酸化物の場合には,プロトンだけでなく酸化物イオンも伝導種として寄与しうる。伝導種を見分けることは,学術上も応用上も重要である。代表的なプロトン伝導性酸化物とプロトン伝導性の発現原理,プロトン伝導体の作製法・電気化学セル,伝導種の決定に関する実験手法について述べた。プロトン伝導体いついて,伝導種を見分けるためのガス濃淡電池の手法について概説した。

シソーラス用語： *固体電解質 ,  *導体 ,  *イオン伝導 ,  イオン ,  陽子 ,  プロトン伝導 ,  反応器 ,  実験 ,  濃淡電池
準シソーラス用語： *プロトン伝導体 ,  酸化物イオン ,  *酸化物イオン伝導体 ,  プロトン ,  電気化学セル

分類 (2件)： 電気化学一般  (CB07010N) ,  固体中の拡散一般  (BL06021L)

引用文献 (12件)：

• 1) H. Iwahara, T. Esaka, H. Uchida, and N. Maeda, Solid State Ionics, 3–4, 359 (1981).
• 2) A. S. Nowick and Y. Du, Solid State Ionics, 77, 137 (1995).
• 3) H. Iwahara, H. Uchida, K. Ono, and K. Ogaki, J. Electrochem. Soc., 135, 529 (1988).
• 4) H. G. Bohn and T. Schober, J. Am. Ceram. Soc., 83, 768 (2000).
• 5) K. Nomura, T. Takeuchi, H. Kageyama, and Y. Miyazaki, Solid State Ionics, 162–163, 99 (2003).

タイトルに関連する用語 (5件)： 固体電解質 ,  基礎 ,  測定法 ,  プロトン伝導体 ,  セラミックス