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J-GLOBAL ID：201702271102912012   整理番号：17A0579352

コバルト(II)/1,2,4-トリアゾール錯体の結晶構造の次元性を調節する

Tuning the Crystal Structure Dimensionality of Cobalt(II)/1,2,4-Triazole Complexes

著者 (3件)： GAUTIER Romain (Univ. Nantes, Nantes, FRA) ,  CLERAC Rodolphe (CRPP, CNRS, Pessac, FRA) ,  CLERAC Rodolphe (Univ. Bordeaux, Pessac, FRA)
資料名： Crystal Growth & Design  (Crystal Growth & Design)
巻： 17  号： 2  ページ： 864-869  発行年： 2017年02月 
JST資料番号： W1323A  ISSN： 1528-7483  CODEN： CGDEFU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 特異的架橋性の配位子によりハイブリッド材料の構造次元性を制御できる。本研究では,合成条件を変化させてアゾール配位子とCo²⁺イオンとの架橋様式を調節している。1,2,4-トリアゾールに基づく物質の次元性はプロトン化あるいは脱プロトン化により制御できた。水熱合成では,通常脱プロトン化により高次元の結晶構造を好む三脚型の部分となる。コバルトと1,2,4-トリアゾールとの低次元錯体合成では,強酸性の条件下の水熱合成で脱プロトン化が阻止できた。この処方により2種の低次元結晶構造の錯体,Co(Htrz)Cl₂(1)および[Co₃(Htrz)₆(H₂O)₆][ZnBr₄]₃・9H₂O(2)を得た。ここでHtrz=1,2,4-トリアゾールである。(1)は一次元配位高分子,(2)は三核錯体である。両錯体のCo(II)中心間に弱い反強磁性相互作用が認められた。

シソーラス用語： *コバルト錯体 ,  配位子 ,  *結晶構造 ,  架橋化合物 ,  プロトン化 ,  脱プロトン ,  水熱合成 ,  *錯体生成 ,  *溶媒効果 ,  交換相互作用 ,  *配位高分子 ,  条件 ,  窒素複素環化合物
準シソーラス用語： 脱プロトン化 ,  反応条件 ,  反強磁性相互作用

分類 (3件)： コバルトとニッケルの錯体  (CE01092Y) ,  鉄族元素の錯体の結晶構造  (BK09040I) ,  物理化学一般その他  (CB01030T)

物質索引 (1件)： 1,2,4-トリアゾール

タイトルに関連する用語 (6件)： コバルト ,  トリアゾール ,  錯体 ,  結晶構造 ,  次元 ,  調節