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J-GLOBAL ID:201702271162970258   整理番号:17A1402332

臨床的アンタゴニストのボセンタンとそのアナログに結合したエンドセリンETB受容体のX線構造

X-ray structures of endothelin ETB receptor bound to clinical antagonist bosentan and its analog
著者 (17件):
資料名:
巻: 24  号:ページ: 758-764  発行年: 2017年09月 
JST資料番号: W0637A  ISSN: 1545-9993  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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エンドセリン受容体(ETR)はクラスAのG蛋白質共役型受容体(GPCR)であり2つのサブタイプ(ETAとETB受容体)が血圧調節,Na+排出や神経冠発生に関与する。2重ETA-ETB受容体アンタゴニストのボセンタンは非ペプチドのスルホンアミド化合物であり,肺動脈高血圧(PAH)治療薬として承認されている。ボセンタンとその高親和性アナログK-8729と結合したヒトETB受容体のX線結晶構造を分解能3.6Åと2.2Åにて解析した。ボセンタンとETB受容体の間の相互作用はETA受容体にも保存されていると考えられる。本結晶構造でボセンタンとK-8794はいずれもETB受容体の明瞭な電子密度を示す正荷電の膜貫通クレフト内に埋没することを見出した。これらの結果は膜貫通コアでの詳細な水媒介性水素結合ネットワークを明らかにし,ETB受容体のNa+による負のアロステリック変化を説明する。ETRアンタゴニストの化学構造の比較は,それらアンタゴニストの負帯電残基がETB受容体の正帯電残基に共通して認識されることを示唆する。これら構造情報はETRを標的とする新たな治療薬開発において有用である。
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分類 (4件):
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分子構造  ,  生物学的機能  ,  細胞膜の受容体  ,  有機天然化合物の結晶構造 
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