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J-GLOBAL ID：201702271222506798   整理番号：17A0491358

効率的な性選別精液活用技術の検討

著者 (9件)： 森川繁樹 (徳島県農林水産総合技術支援セ) ,  紀川将之 (徳島県西部家畜保健衛生所) ,  田渕雅彦 (徳島県農林水産総合技術支援セ) ,  東山雅人 (徳島県農林水産総合技術支援セ) ,  川田健太 (徳島県農林水産総合技術支援セ) ,  先川正志 (徳島県農林水産総合技術支援セ) ,  西村公寿 (徳島県農林水産総合技術支援セ) ,  竹縄徹也 (徳島県農林水産総合技術支援セ) ,  福見善之 (徳島県農林水産総合技術支援セ)
資料名： 徳島県立農林水産総合技術支援センター畜産研究課研究報告  (Bulletin of Tokushima Prefectural Agriculture, Forestry and Fisheries Technology Support Center, Livestock Research Division)
号： 16  ページ： 1-4  発行年： 2017年03月 
JST資料番号： Z0479B  ISSN： 1881-2619  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 県内酪農家における性選別精液の利用拡大を目的とし,同精液を経産牛へ使用する場合の人工授精技術について検討を行った結果,発情開始から20~24時間後,カテーテル式人工授精器等により子宮深部へ注入する方法により50.0%の受胎率が得られ,安定した受胎成績を得るために本法が有効であることが示唆された。また,同様の人工授精技術を用いて,体内胚生産に性選別精液を活用した結果,非選別精液を使用した場合と比較して胚の品質は低下したものの,推定されるAランク(国際胚移植学会code1)の雌胚率は28.1±27.7%と非選別精液使用の場合(31.6±16.2%)と同等であり,効率的に後継牛を生産する有効な手段であると考えられた。(著者抄録)

シソーラス用語： *精液 ,  *人工受精 ,  受胎率 ,  徳島県 ,  *乳牛 ,  ホルスタイン
準シソーラス用語： *性選別精液

分類 (2件)： 牛  (FD02020Y) ,  繁殖管理  (FD01030C)

引用文献 (10件)：

• Blondin P. Analysisi of bovine sexed sperm for IVF from sorting to the embryo. Theriogenology,71:30-38.2009.
• 湊 芳明. 牛の選別精液を用いた雌雄産み分け. LIAJ NEWS,No.109:8-13.2008.
• 濱野 晴三. 計根別農協における性選別精液の事例. LIAJ NEWS,No.130:23-24.2011.
• 砂川 政弘,角田毅,根岸淳江,原田守也. 過剰排卵処置したホルスタイン種牛への雌雄選別精液の子宮角深部注入.日本胚移植学雑誌,33:44.2011.
• 石井利通,梅木俊樹,島田浩明. ホルスタイン種経産牛における自然発情での雌性選別精液の深部注入による受胎性の検討. 三重県 http://www.pref.mie.lg.jp/common/content/000165943.pdf

タイトルに関連する用語 (2件)： 性選別精液 ,  活用