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J-GLOBAL ID：201702271231655968   整理番号：17A0179023

ハラール食品の現状と課題 ハラール牛肉生産を巡るフランスの議論

著者 (1件)： 本山三知代 (農研機構)
資料名： 養牛の友
号： 491  ページ： 33-37  発行年： 2017年02月01日 
JST資料番号： L4047A  ISSN： 0385-0897  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： フランスのスーパーにはハラール食肉コーナーがあることが多い。全人口の7~8%がムスリムであるからである。ラベル表示の「ハラール認証マーク」はムスリムのためである。ハラール流通では人気の子羊肉の枝肉半丸の「まえ」が好まれるが手間と時間が必要な作業であり「うしろ」も宗教屠畜されることからハラール食肉生産は多くなる。宗教屠畜は家畜の意識下での喉切りという特徴があるが,気絶させてから喉切りされる一般屠畜に比べて家畜の苦痛度は大きい。動物愛護の面からも苦痛軽減のためにはイスラムの教義に則ったスタンニング,喉切りの迅速化が望まれる。ハラール認証はモスクの認定者の屠畜作業から生み出される食品である。

シソーラス用語： *牛肉 ,  フランス共和国 ,  市場 ,  屠殺 ,  認証 ,  食品流通 ,  システム ,  食品
準シソーラス用語： *ハラール食品 ,  ハラール認証 ,  宗教屠畜 ,  食肉流通 ,  統一認証システム ,  肉生産

分類 (2件)： 生肉の品質と処理  (FJ12032O) ,  農業経済,農業経営  (FB01020L)

タイトルに関連する用語 (5件)： ハラール食品 ,  現状 ,  牛肉生産 ,  フランス ,  議論