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J-GLOBAL ID：201702271259049259   整理番号：17A1619237

訪日外国人流動表を用いた旅客IOモデルの開発~国際航空路線誘致の影響エリアの特定~

AN INPUT-OUTPUT MODEL BASED ON ORIGIN-DESTINATION DATA OF FOREIGN VISITORS IN JAPAN - FOR IMPACT ANALYSIS OF INCREASING FOREIGN VISITORS BY INTERNATIONAL AIRPORT SALES

著者 (1件)： 奥田隆明 (南山大学 ビジネス研究科ビジネス専攻)
資料名： 土木学会論文集 D3(土木計画学)(Web)  (土木計画学研究・論文集(Web))
巻： 73  号： 3  ページ： 178-185(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： U0202A  ISSN： 2185-6540  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 国際航空路線誘致の影響エリアを特定するために,訪日外国人流動表を用いた旅客IOモデルを開発した.論文の前半では,訪日外国人流動表について説明した後,これを用いた旅客IOモデルを提案し,国際航空路線誘致の影響エリアを特定する方法について説明する.また,論文の後半では,このモデルを用いて訪日中国人と訪日台湾人の影響エリアを比較分析した.その結果,訪日中国人については,成田空港,関西空港,中部空港,いずれの場合も3大都市圏の来訪者数が増加すること,しかし,成田空港が近畿圏や中部圏に与える影響よりも関西空港や中部空港が首都圏に与える影響の方が大きいこと,訪日台湾人については,成田空港は首都圏,関西空港は近畿圏,中部空港は北陸を含めた中部圏でそれぞれ来訪者数を増加させることが明らかになる.(著者抄録)

シソーラス用語： 人間 ,  人口移動 ,  乗客 ,  空港 ,  研究 ,  調査 ,  *交通モデル ,  *航空路 ,  *観光 ,  国際空港
準シソーラス用語： 訪日外国人 ,  行動調査 ,  *IOモデル

著者キーワード (4件)： origin-destination data ,  input-output model ,  foreign visitors ,  airport sales

分類 (2件)： 航空輸送・サービス一般  (TE01010X) ,  観光,レクリエーション  (RD04030J)

引用文献 (15件)：

• 1) Page, S. : Transport and Tourism, First Edition, Wesley Longman Limited, 1999.(木谷直俊ほか訳:交通と観光の経済学,日本評論社,2001)
• 2) 島澤論,陳延天,紀村真一郎:急増するインバウンドの現状と今後について~全国・中部圏における2015年実績分析と2020年予測~,中部圏研究,Vol. 195, pp. 84-100, 2016.
• 3) Eurostat : Eurostat Manual of Supply, Use and Input-Output Tables, Methodologies and Working Papers, Luxembourg, 2008.
• 4) Dwyer, L. : Computable General Equilibrium Modelling for Tourism Policy, Inputs and Outputs, World Tourism Organization (UNWTO), 2015.
• 5) Cripps, E. L. and Foot, D. H. S. : The urbanization effects of Third London Airport, Environment and Planning, Vol. 2, pp. 153-192, 1970.

タイトルに関連する用語 (7件)： 訪日外国人 ,  流動 ,  旅客 ,  モデル ,  開発 ,  航空路線 ,  エリア