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J-GLOBAL ID:201702271276626450   整理番号:17A1484148

オーステナイト系ステンレス鋼における窒素増強転位平面で援助された疲れ亀裂停留【Powered by NICT】

Fatigue crack non-propagation assisted by nitrogen-enhanced dislocation planarity in austenitic stainless steels
著者 (4件):
資料名:
巻: 104  ページ: 158-170  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0802B  ISSN: 0142-1123  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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回転曲げ疲労試験を微細構造,亀裂伝搬経路,非伝搬疲れ亀裂特性の観点からFe-25Cr-1NおよびFe-18Cr-14Niオーステナイト鋼の疲れ亀裂伝搬挙動を評価するために行った。Fe-25Cr-1N鋼は疲れ限度(310MPa)で非伝搬疲れ亀裂を示したが,これは疲れ限度(110MPa)でのFe-18Cr-14Ni鋼では起こらなかった。Fe-25Cr-1n鋼中で観察された非伝搬疲れ亀裂は粗さ誘起亀裂閉口によって作製した。この現象は交差滑りの抑制,亀裂先端からの転位放出を阻害するから生じる強化された平面転位と高転位パイルアップ応力によるものであった。Fe-25Cr-1N鋼はCr-N相互作用により製造された増強転位平面性のため,Fe-18Cr-14Ni鋼よりも低い疲労亀裂成長速度を示した。Cr-N相互作用は疲れ亀裂成長挙動に影響した。短亀裂領域は,平面滑り転位パターンを示したが,多重滑り系は亀裂延長として活性化された。転位パターンは各すべり面上の平面のままであったので,亀裂伝搬は{111}_γすべり面に沿って発生した,長い亀裂であった。さらに,結晶粒界での転位パイルアップは粒界subcracks,応力再分布のような機構を介して亀裂靭性化を誘導することを引き起こした。これらの正の効果はFe-18Cr-14Ni鋼よりもFe-25Cr-1N鋼の低い疲れ亀裂成長速度に寄与した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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金属材料 

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