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J-GLOBAL ID：201702271294645066   整理番号：17A0408282

ゲル相ナノ定式化:トリグリセリドの影響【Powered by NICT】

Gel phase nano formulation: The effect of triglycerides

著者 (3件)： Alfutimie Abdullatif (School of Chemical Engineering and Analytical Science, The University of Manchester, Oxford Road, Manchester M13 9PL, UK) ,  Stevens Joanna S. (School of Chemical Engineering and Analytical Science, The University of Manchester, Oxford Road, Manchester M13 9PL, UK) ,  Tiddy Gordon (School of Chemical Engineering and Analytical Science, The University of Manchester, Oxford Road, Manchester M13 9PL, UK)
資料名： Colloids and Surfaces. A. Physicochemical and Engineering Aspects  (Colloids and Surfaces. A. Physicochemical and Engineering Aspects)
巻： 516  ページ： 85-93  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0539B  ISSN： 0927-7757  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ゲル相形成は,界面活性剤,脂質と油の一般的である。最も頻繁に遭遇する状態は,界面活性剤と極性脂質のトリグリセリドとL_β相のような非極性脂質のαゲル相であった。アルキル鎖は並進移動度を持つ全trans立体配座の大部分がないL_β相とαゲル相の両方が界面活性剤層から構成されていることが知られている。これらは回転障害(4.2Åで高角度X線ピーク)をもつ二次元六方晶格子に充填されている。しかし,不飽和monglyceridesのαゲル相の場合には,アルキル鎖はオールトランス状態にあることができない。高角度X線パターンは4.1Åで約4.5Åで広いピークを示した。明らかに,これは飽和脂質のαゲル相と同じ六方晶構造に充填できないが,cis二重結合を表すことができた。水溶液系におけるゲル相の安定性に及ぼすトリグリセリド飽和および不飽和の影響に関して利用できる情報は限られ,水によるパームoilaおよびオリーブ油中での混合飽和および不飽和モノグリセリド[グリセロールモノステアラート(GMS),グリセロールモノオレアート(GMO)(1:1)]の相挙動を調べた。光学顕微鏡は温度の関数としてメソ相挙動を研究した。も示差走査熱量測定(DSC)を用いたメソ相間の転移エンタルピーを決定した。平行して,我々は,小角X線回折を用いて,種々の温度で種々の中間相を特性化した。本研究の知見は,水系と油中の飽和及び不飽和モノグリセリドの相挙動を明らかにして,著者らの結果は,飽和トリグリセリドはゲル相の安定性を促進する不飽和トリグリセリドは工業的観点から室温で立方晶相の生成を促進することを示唆し,立方晶相とゲル相の両方が低脂肪含有量の安定した製品を製造するための魅力的なシステムであることができた。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： モノグリセリド ,  示差走査熱量測定 ,  水溶液 ,  キャラクタリゼーション ,  二次元 ,  *トリグリセリド ,  移動度 ,  六方晶系 ,  β相 ,  *ゲル ,  X線回折 ,  立体配座 ,  二重結合 ,  アルキル基
準シソーラス用語： 相挙動 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (1件)： ゲル相立方晶相モノグリセリドパーム油オリーブ油

分類 (2件)： コロイド化学一般  (CB11010C) ,  その他の洗浄剤  (YG02040W)

タイトルに関連する用語 (3件)： ゲル ,  定式化 ,  トリグリセリド