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J-GLOBAL ID：201702271315475708   整理番号：17A0488369

直接イオン交換法を用いたポリイミド/銀発泡体の調製とその物性

Preparation and properties of polyimide/silver foams using a direct ion exchange method

著者 (4件)： WENG Ling (Harbin Univ. Sci. and Technol., Haerbin, CHN) ,  WANG Ting (Harbin Univ. Sci. and Technol., Haerbin, CHN) ,  JU Pei-Hai (Harbin Univ. Sci. and Technol., Haerbin, CHN) ,  LIU Li-Zhu (Harbin Univ. Sci. and Technol., Haerbin, CHN)
資料名： Journal of Porous Materials  (Journal of Porous Materials)
巻： 24  号： 2  ページ： 403-409  発行年： 2017年04月 
JST資料番号： W1100A  ISSN： 1380-2224  CODEN： JPMAFX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 最近,金属との複合化がポリイミド発泡単体に,優れた光学的性質や電気的性質など新しい機能を付与できることが分かり,大きく注目されるようになった。そして,従来の複合化の方法には,ポリアミド酸溶液に直接金属粉を添加する方法などがあるが,発泡処理中に金属粒子が凝集するという問題があった。そこで本研究では,イソシアネート発泡剤と,硝酸銀からのAg⁺イオンとポリイミド分子鎖のカルボキシル基のH⁺イオンとの間の直接イオン交換によって,新規なポリイミド/銀(PI/Ag)発泡体の調製を試みた。また,XRD,TG/DSCおよびUV分光光度計などを使用して,異なるAg含有量が試料の微細構造と特性に及ぼす影響について調査した。その結果,1)銀ナノ粒子の導入はPI発泡体の化学構造に大きな影響を及ぼさない。また,銀ナノ粒子は面心立方構造で高い結晶性を有した。3)PI/Ag発泡体が優れた熱安定性を維持した。Ag⁺イオン量が増加すると,PI/Ag発泡体の銀粒子量とUV反射率が増加した。などの結果を得た。

シソーラス用語： *ポリイミド ,  *多孔質体 ,  発泡成形 ,  イオン交換 ,  *銀 ,  複合技術 ,  *複合体 ,  無機酸エステル ,  有機シアン化合物 ,  発泡剤 ,  X線回折分析 ,  赤外吸収スペクトル ,  FTIR分光法 ,  微細構造 ,  結晶度 ,  結晶構造 ,  熱重量分析 ,  示差走査熱量測定 ,  紫外吸収スペクトル ,  分光分析 ,  反射率 ,  *熱特性 ,  *光学的性質 ,  熱安定性 ,  ナノ粒子
準シソーラス用語： イソシアネート ,  銀ナノ粒子 ,  発泡体

分類 (1件)： 高分子固体の物理的性質  (CG02024U)

タイトルに関連する用語 (6件)： イオン交換 ,  ポリイミド ,  銀 ,  発泡体 ,  調製 ,  物性