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J-GLOBAL ID：201702271374366859   整理番号：17A0518232

さな強度の静電場はアミロイドβ(29-42)における凝集傾向の構造を促進する

Small static electric field strength promotes aggregation-prone structures in amyloid-β(29-42)

著者 (4件)： Lu Yan (School of Physics and Optoelectronic Engineering, Xidian University, Xi’an 710071, China) ,  Shi Xiao-Feng (School of Physics and Optoelectronic Engineering, Xidian University, Xi’an 710071, China) ,  Salsbury Freddie R. Jr. (Department of Physics, Wake Forest University, Winston-Salem, North Carolina 27106, USA) ,  Derreumaux Philippe (Laboratoire de Biochimie Theorique, Institut de Biologie Physico-Chimique (IBPC), UPR9080 CNRS, Universite Paris Diderot, Sorbonne Paris Cite, 13 Rue Pierre et Marie Curie, 75005 Paris, France)
資料名： Journal of Chemical Physics  (Journal of Chemical Physics)
巻： 146  号： 14  ページ： 145101-145101-7  発行年： 2017年04月14日 
JST資料番号： C0275A  ISSN： 0021-9606  CODEN： JCPSA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 40および42残基のアミロイドβ(Aβ)の凝集の結果としての中心神経システムにおける老人斑の形成は,Alzheimer病に関する2つの特質の1つである。多くの実験および計算研究によって,in vitroでのAβペプチドの凝集は非常に複雑で,pH,撹拌,温度,およびペプチド濃度のような多くの因子に依存する。アミロイドペプチド凝集に対する静電場(EF)の影響はあまり調べられていないが,EFsはParkinson病徴へいくつかの応用性をもっている。本論文では,ヒトの脳にある20 mV/nmのEF強度のAβ_29-42二量体の立体配座に対する影響を調べた。水溶液中での7 μsの非平衡原子シミュレーションによって,この電場強度が,βヘアピンの形成を相当に促進し,凝集の過程での非常に重要な中間状態と信じられることを示した。本研究では,適切なEF強度下でなされる構造生物学実験が,Aβ_1-40/Aβ_1-42二量体の立体配座不均一性を縮小させることに役立ち,病気を起こす構造への有意な知見を与えることも示唆した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *電場効果 ,  *アミロイドβタンパク質 ,  ペプチド ,  Alzheimer病 ,  *凝集 ,  二量体 ,  立体配座
準シソーラス用語： *アミロイドβ ,  アミロイドβ40 ,  アミロイドβ42 ,  蛋白質立体配座

分類 (1件)： ペプチド  (CF10080G)

タイトルに関連する用語 (5件)： 静電場 ,  アミロイドβ ,  凝集 ,  傾向 ,  促進