文献

J-GLOBAL ID：201702271475354322   整理番号：17A0969597

変形誘起マルテンサイト変態を考慮した反り増によるV曲げ異方性304Lステンレス鋼シートの実験的および数値的研究【Powered by NICT】

Experimental and numerical investigation of V-bent anisotropic 304L SS sheet with spring-forward considering deformation-induced martensitic transformation

著者 (3件)： Ahmadi Masoud (School of Metallurgy and Materials Engineering, Iran University of Science and Technology, Tehran, Iran) ,  Mohammad Sadeghi Bagher (School of Metallurgy and Materials Engineering, Iran University of Science and Technology, Tehran, Iran) ,  Arabi Hossein (Center of Excellence for High Strength Alloy Technology, School of Metallurgy and Materials Engineering, Iran University of Science and Technology, Tehran, Iran)
資料名： Materials & Design  (Materials & Design)
巻： 123  ページ： 211-222  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0495B  ISSN： 0264-1275  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 春back/forward現象は,通常,金属板の曲げ試験の種々の種類の間に起こる。本研究では,一軸引張試験と相まってデジタル画像相関(DIC)技術を用いて,AISI-304Lオーステナイト系ステンレス鋼の機械的性質を測定し,その結果をさらなる研究のために有限要素解析(FEA)に適用した。V曲げにおける春の前方に影響する種々のパラメータを調べるために,データ収集システムを備えた新しいV曲げダイスを設計し,AISI-304Lステンレス鋼試料のV曲げ試験を行った。曲げ試料における結晶学的集合組織の変化を調べるために,電子後方散乱回折(EBSD)解析を行った。利用曲げ試料中のα′マルテンサイトからオーステナイトへの変態を調べた微細構造特性,微小硬さ試験と残留磁場測定。結果は春前方角は,試料厚さを増加させ,曲げ角度と異方性パラメータを低下させることにより上昇することを明らかにした。形質転換したα′マルテンサイトの分率は変形のモード(応力状態)の影響を受けた。経験的モデルは,曲がった試料のためのα′マルテンサイトの体積率への残留磁場を関連付けることが示唆された。春前方を効率的に制御するために,V曲げ試料中のミクロ組織の変化の寄与を検討した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： オーステナイト系ステンレス鋼 ,  集合組織 ,  曲げ試験 ,  *マルテンサイト変態 ,  体積率 ,  オーステナイト ,  機械的性質 ,  *異方性 ,  微細構造 ,  微小硬さ ,  金属板 ,  *マルテンサイト
準シソーラス用語： 有限要素解析 ,  ディジタル画像相関 ,  *SUS304L , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 304Lステンレス鋼 ,  V曲げ ,  春前方 ,  EBSD ,  α′-マルテンサイト

分類 (2件)： 機械的性質  (WB02030U) ,  変態組織,加工組織  (WB01030N)

タイトルに関連する用語 (10件)： 誘起 ,  マルテンサイト変態 ,  反り ,  V曲げ ,  異方性 ,  304L ,  ステンレス鋼 ,  実験 ,  数値 ,  研究