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J-GLOBAL ID：201702271556502473   整理番号：17A1302159

抵抗点溶接の際の二相ステンレス鋼の溶接金属学

Welding Metallurgy of Duplex Stainless Steel during Resistance Spot Welding

著者 (3件)： ARABI S.H. (Sharif Univ. Technol., Tehran, IRN) ,  POURANVARI M. (Sharif Univ. Technol., Tehran, IRN) ,  MOVAHEDI M. (Sharif Univ. Technol., Tehran, IRN)
資料名： Welding Journal  (Welding Journal)
巻： 96  号： 9  ページ： 307.s-318.s  発行年： 2017年09月 
JST資料番号： E0382A  ISSN： 0043-2296  CODEN： WEJUA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 自動車の軽量化と構造安全性に高強度鋼の利用が必須となっている。高い強度と耐食性を有する二相ステンレス鋼(DSS)は,その有力な候補であるが,車体構成に不可欠な溶接(抵抗点溶接=RSW)がこの鋼の優れた特性をもたらしている金属組織を変化させることが懸念される。本研究においてはDSSのRSWによる溶接部の金属組織変化を系統的に調べた。1.5mm厚の2304DSSを供試材とし,スキーズ時間,溶接時間,保持時間および加圧力をそれぞれ0.8s,0.2s,0.2sおよび4.5kNとし,溶接電流を6~18kAと変化させてRSWを実施した。これらのサンプルについて引張剪断試験による接着強さ評価,押込硬さ評価および光学顕微鏡による金属組織観察を実施した。これらの実験から,RSWの溶接形態である急冷挙動は,DSSの特性を大幅に低減させる大きな組織変化をもたらすことはないが,溶融域および熱影響部での組織変化は耐食性に影響を与えると指摘した。

シソーラス用語： *二相ステンレス鋼 ,  鋼板 ,  *抵抗溶接 ,  *点溶接 ,  *金属組織 ,  引張強さ ,  境界 ,  溶接熱影響部
準シソーラス用語： *抵抗点溶接 ,  融合部

分類 (2件)： 溶接部  (WC07100I) ,  変態組織,加工組織  (WB01030N)

タイトルに関連する用語 (3件)： 抵抗点溶接 ,  二相ステンレス鋼 ,  溶接金属