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J-GLOBAL ID:201702271564344816   整理番号:17A0565638

化学イオン化法-定性的・定量的イオン化に適したイオン分子反応系-

著者 (2件):
資料名:
巻: 65  号:ページ: 2-6(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: G0046A  ISSN: 1340-8097  CODEN: JMSJEY  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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現在主に使われている化学イオン化(CI)法の中に,大気圧化学イオン化(APCI)法とプロトン移動反応(PTR)法がある。本稿ではAPCI法とPTR法の反応系とそこで起こるイオン分子反応過程の違い,およびそれぞれの反応系が定性的あるいは定量的イオン化に適する理由を示す。APCIにおけるイオン分子反応は,試薬イオンの濃度に対する擬一次反応で,逐次反応が起こり,試料イオン生成は試料分子濃度よりも物理化学的性質に強く依存するため,定性的イオン化となる。これに対し,PTRでは試料分子の濃度に対する擬一次反応であり,試料分子間の逐次反応を起こさず,試薬イオンとのイオン分子反応のみを起こすため,イオン生成量は試料分子濃度によって決まる。これが定量的イオン化となる理由である。反応過程を調整することで極微量成分の定性・定量分析の両方を可能とするCI法の活用方法は幅広く,今後のさらなる発展が期待される。
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分類 (2件):
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分析化学一般  ,  イオンと分子の衝突・散乱 
引用文献 (13件):
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