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J-GLOBAL ID：201702271571377269   整理番号：17A1112825

アニオンのカプセル化は水溶液中での二量体Gd(III)[15-メタラクラウン-5]³⁺錯体の生成を駆動する

Anion Encapsulation Drives the Formation of Dimeric Gd^III[15-metallacrown-5]³⁺ Complexes in Aqueous Solution

著者 (5件)： SGARLATA Carmelo (Universita degli Studi di Catania, Catania, ITA) ,  GIUFFRIDA Alessandro (Universita degli Studi di Catania, Catania, ITA) ,  TRIVEDI Evan R. (Univ. Michigan, Michigan, USA) ,  PECORARO Vincent L. (Univ. Michigan, Michigan, USA) ,  ARENA Giuseppe (Universita degli Studi di Catania, Catania, ITA)
資料名： Inorganic Chemistry  (Inorganic Chemistry)
巻： 56  号： 9  ページ： 4771-4774  発行年： 2017年05月01日 
JST資料番号： C0566A  ISSN： 0020-1669  CODEN： INOCAJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Gd(III)[15-MC-5)(MCはガドリニウムと銅のメタラサイクル錯体)をホストとし,6種類のジカルボキシラートゲスト分子の溶液中での結合性について,等温熱量測定滴定,エレクトロスプレイイオン化質量分析により調べた。6種類のゲスト分子は,鎖長および飽和度が異なるものを用いた。その結果,ジカルボン酸をゲストとすると,MCはキラルで両親媒性の二量体錯体を形成し,分子認識には,ジカルボン酸の飽和度よりも鎖長が重要であることがわかった。

シソーラス用語： *ガドリニウム錯体 ,  二量体 ,  錯体生成 ,  水溶液 ,  液相反応 ,  *包接化合物 ,  銅錯体 ,  大環状錯体 ,  *鎖長効果 ,  分子間相互作用 ,  熱量測定 ,  温度滴定 ,  エレクトロスプレイイオン化質量分析 ,  *ジカルボン酸 ,  分子認識 ,  二量化 ,  カプセル封じ ,  芳香族カルボン酸 ,  脂肪族カルボン酸 ,  オレフィン化合物 ,  不飽和カルボン酸
準シソーラス用語： 等温熱量測定 ,  両親媒性化合物

分類 (2件)： 分子化合物  (CE02000C) ,  第3族元素の錯体  (CE01060J)

物質索引 (7件)： ベンゼン-1,4-ジカルボン酸 ,  シュウ酸 ,  2-アミノ-1-ヒドロキシ-3-フェニル-1-プロパノンオキシム ,  (2E,4E)-2,4-ヘキサジエン二酸 ,  フマル酸 ,  マレイン酸 ,  ヘキサン二酸

タイトルに関連する用語 (6件)： アニオン ,  カプセル ,  水溶液 ,  二量体 ,  Gd ,  錯体