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J-GLOBAL ID：201702271596579245   整理番号：17A1201822

H₂O⁺Ar_1,2カチオン錯体の近赤外分光法と非調和理論

Near-infrared spectroscopy and anharmonic theory of the H₂O⁺Ar_1,2 cation complexes

著者 (3件)： Wagner J. Philipp (Department of Chemistry, University of Georgia, 140 Cedar Street, Athens, Georgia 30602, USA) ,  McDonald David C. II (Department of Chemistry, University of Georgia, 140 Cedar Street, Athens, Georgia 30602, USA) ,  Duncan Michael A. (Department of Chemistry, University of Georgia, 140 Cedar Street, Athens, Georgia 30602, USA)
資料名： Journal of Chemical Physics  (Journal of Chemical Physics)
巻： 147  号： 10  ページ： 104302-104302-7  発行年： 2017年09月14日 
JST資料番号： C0275A  ISSN： 0021-9606  CODEN： JCPSA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 放電/超音速膨張によって生成されたアルゴンと弱く結合した水ラジカルカチオン錯体(H₂O⁺Ar_n,n=1,2)を,2050-4550および4850-7350cm^-1の領域の中および近赤外光解離分光法で探査した。これらのスペクトルを解明するために,これらの錯体をVPT2法による非調和を含むCCSD(T)レベルで数値的に調べた。実験と予測されたスペクトルとの比較により,VPT2法が振動バンド位置の大部分および強度を捕捉するのに適していることを示した。基礎的な量に加えて,対称性と非対称性の水の伸張の倍音とその組み合わせを検出した。追加のバンドを,結合O-H伸張の倍音と分子間Ar-H伸張の複数の励起準位との組合わせに割り当てた。H₂O⁺Ar₂は高周波数領域(4850-7350cm^-1)では解離することができなかった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *カチオンラジカル ,  *アルゴン ,  *水 ,  *錯体 ,  *近赤外分光分析 ,  *赤外分光分析 ,  *光解離 ,  作用スペクトル ,  CCSD/T法 ,  *非調和振動 ,  振動スペクトル ,  化学結合 ,  伸縮振動【分子】
準シソーラス用語： ラジカルカチオン ,  *中赤外分光分析 ,  光解離スペクトル ,  O-H結合

分類 (2件)： 錯体の赤外・Ramanスペクトル(分子)  (BH06034J) ,  無機物質中のラジカルの物理分析  (CC03023Y)

タイトルに関連する用語 (4件)： カチオン ,  錯体 ,  近赤外分光法 ,  理論