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J-GLOBAL ID:201702271632028529   整理番号:17A1214625

藻類セルロースナノ繊維の混入によるコンクリートの曲げ応力増大【Powered by NICT】

Flexural stress enhancement of concrete by incorporation of algal cellulose nanofibers
著者 (3件):
資料名:
巻: 149  ページ: 289-295  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0560A  ISSN: 0950-0618  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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コンクリート中の補強材とコンクリート強度に対するその正の効果としてナノファイバーを用いた近年の最も一般的な話題の一つである。本研究では,廃棄物藻類(Cladophora属)から導出したナノ繊維は,コンクリートの曲げ応力を2.7倍に増加したことを示した。最初に,セルロースナノ繊維は廃棄物として本質的に立って音において収集が可能となるCladophora属藻類から導出した。得られたセルロースナノファイバーと市販セルロースをFourier変換赤外(FT IR)分光法,熱重量分析(TGA),示差走査熱量測定(DSC),X線回折(XRD)と走査電子顕微鏡(SEM)法によって特性化した。セルロースナノファイバーと市販セルロースの種々の量は,セメントペーストに添加した。曲げ応力試験の前に,コンクリート試料を1週間放置して乾燥した。コンクリート試料の曲げ応力を三点曲げ試験で測定した。制御コンクリート試料(ナノファイバ)の曲げ応力は2.21MPaとして測定されなかった。添加された1.0gセルロースナノ繊維(藻類由来の)コンクリート試料の曲げ応力は5.96MPaを測定した。一方,市販セルロース繊維は,コンクリート試料の曲げ応力を減少させることを決定した。本研究で用いたCladophora属藻類は水生生態系における極端な藻類ブルーミングの世界的な可能性を持っており,Cladophora種の藻類ブルーミングは水源の富栄養化の原因となる。本研究では,自然からの藻類マットの除去及びコンクリート中の強化材としてそれらを用いた合成セメントペースト添加剤の代わりに賢明な解決策となり得ることが分かった。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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モルタル,コンクリート 
タイトルに関連する用語 (5件):
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