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J-GLOBAL ID：201702271671419908   整理番号：17A1410129

金属プロセスと素材の最近の研究開発動向 TOF型パルス中性子回折を用いた金属ミクロ組織解析

著者 (7件)： 佐藤成男 (茨城大 大学院理工学研究科) ,  小貫祐介 (茨城大 フロンティア応用原子科学研究セ) ,  星川晃範 (茨城大 フロンティア応用原子科学研究セ) ,  中川真惟子 (茨城大 大学院理工学研究科) ,  山中謙太 (東北大 金属材料研) ,  山中謙太 (仙台高専) ,  富田俊郎 (茨城県 企画部)
資料名： 金属  (Materials Science & Technology)
巻： 87  号： 11  ページ： 965-972  発行年： 2017年11月01日 
JST資料番号： F0157A  ISSN： 0368-6337  CODEN： KNZKA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 金属ミクロ組織の特性発現メカニズムを厳密に理解し,予測するためには,定量的な解析が不可欠である。一方,中性子線の主な特徴は,軽元素に対する感度や磁気モーメントを持ち,金属に対する高い透過性や飛行時間型回折による効率的な測定など,金属ミクロ組織解析に有利な特徴がある。そこで本稿では,J-PARCにあるTOG型中性子回折による金属ミクロ組織解析が可能な,世界屈指の大強度パルスビームラインBL20(iMATERIA)の測定環境と解析法を説明すると共に,その実例を紹介した。まず,iMATERIAにおけるTOF型中性子回折(LA,SE,BSの3つの検出器バンクを配置,この立体配置と分解能の特徴から,転位のラインプロファイル解析や集合組織に対する極点図測定が可能)について説明した。次に,金属ミクロ組織解析の実例(TOF中性子回折による集合組織解析,集合組織に基づく相分率解析,マルテンサイト変態に伴うミクロ組織現象解析への応用)を紹介した。

シソーラス用語： *中性子回折 ,  研究施設 ,  加速器 ,  ビームライン ,  中性子ビーム ,  *飛行時間法 ,  *金属組織 ,  *微細構造 ,  集合組織 ,  極点図 ,  体積率 ,  相 ,  オーステナイト ,  フェライト組織 ,  マルテンサイト変態 ,  転位【結晶】 ,  増殖
準シソーラス用語： J-PARC ,  MLFビームライン ,  ミクロ組織【金属組織】

分類 (2件)： 金属組織観察法  (WB01010R) ,  中性子回折法  (BK01060A)

タイトルに関連する用語 (8件)： プロセス ,  素材 ,  研究 ,  開発動向 ,  TOF ,  パルス ,  中性子回折 ,  組織解析