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J-GLOBAL ID:201702271739604703   整理番号:17A0444608

有機化合物鉱物相互作用:方解石上への脂肪酸の吸着を監視するためのフラッシュ熱分解の利用【Powered by NICT】

Organic compound-mineral interactions: Using flash pyrolysis to monitor the adsorption of fatty acids on calcite
著者 (4件):
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巻: 123  ページ: 184-193  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0809A  ISSN: 0165-2370  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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脂肪酸は地球の生物圏に生息する生物に遍在する有機化合物に近い。海洋環境における生物の死に続いて,鉱物と並列できるその脂肪酸は海底に下降を生き残る可能性がある。本研究の目的は,一般的な海洋鉱物方解石と脂肪酸の相互作用を調べることであった。方解石上へのテトラデカン酸(C_14)の吸着はS字型または「S」等温線が得られた。フラッシュ熱分解実験は,方解石上に吸着した脂肪酸の試料で行い,純粋な脂肪酸と脂肪酸の塩に対する同様の実験と比較した。純テトラデカン酸のフラッシュ熱分解は不飽和と飽和炭化水素と不飽和および飽和低分子量脂肪酸を生成した。自由テトラデカン酸塩のフラッシュ熱分解は飽和及び不飽和炭化水素,アルデヒドと同族列飽和および不飽和ケトンの,そのうちの1つは対称中鎖ケトン(14 ヘプタコサノン)を生成した。吸着テトラデカン酸試料からフラッシュ熱分解データは,吸着がテトラデカン酸のカルシウム塩の生成に類似したことが示唆された。吸着脂肪酸と脂肪酸塩のフラッシュ熱分解生成物の鍵となる特性は,出発脂肪酸よりも高い分子量を持つケトンの生産であった。Ketonisationは方解石鉱物表面の触媒的重要性を意味する純粋な酸のフラッシュ熱分解から観察されなかった。熱分解生成物中のケトンに比べて炭化水素の量は負の方解石の表面に吸着した脂肪酸の割合と相関していた。フラッシュ熱分解を用いて鉱物表面と脂肪酸相互作用の性質を診断する能力は,それらが岩石圏に通過する地球表面でのこれらの重要な脂質の運命を監視するための有益な手段を提供する,続成過程を行った。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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