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J-GLOBAL ID：201702271752788777   整理番号：17A1343723

Agコロイド二量体の接合内外強化【Powered by NICT】

Enhancements inside and outside the junctions of Ag colloidal dimers

著者 (2件)： Yoon Hyeokjin (Department of Chemistry, Seoul National University, Seoul 08826, Republic of Korea. [e-mail]) ,  Suh Jung Sang
資料名： RSC Advances (Web)  (RSC Advances (Web))
巻： 7  号： 59  ページ： 37241-37247  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7055A  ISSN： 2046-2069  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Agコロイド二量体の接合の内側と外側の増強を実験的に測定した。が三段階及び四段階固定化法を用いて,二種類の表面増強Raman散乱(SERS)のための基板を調製した。三段階法は,Agコロイド粒子の固定化,固定化コロイド粒子上への標的分子の吸着,第二固定化から構成されている。四段階法では,アニリンが第二段階で吸着し,標的分子を第四段階で吸着した。二量体から高Raman増強を達成するためにAgコロイド粒子の直径を最適化した。,遠心分離により精製し,Agゾルを固定化に使用したとき,二量体は主に形成された非常に少ない三量体で形成された。三段階法により製作された基板を四段階法により作製した基板の場合よりも6.5倍高いSERS強度を示した。いずれの方法でも,二量体は第二固定化中に形成された。強度差はいくつかの標的分子は基板の接合で存在しなかったという事実のため,後者の基板の接合ではみられなかった。二量体の増強は,三段階法により調製した基材に対して約1.03×10~8であったが,四段階法によって作製した基板に対して1.48×10~7であった。1.48×10~7の値は接合外増強に対応し,標的分子を四段階法により調製した基板の二量体の接合で存在できなかったからである。二種類の二量体の間の強度差から,ベンゼンチオールは拡散により吸着できない二量体の接合内部呈した標的分子による増強の割合は約86%であると計算された。SERS信号の合計は有限差分時間領域(FDTD)計算による全SERS信号の86%に相当するが接合内部表面積を推定した。は全表面積の0.5 0.7%の範囲であった。このデータに基づいて,接合内部のほぼ増強を計算できた。二量体の接合の内側と外側の増強は10~10と10~7の順であった。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： *二量体 ,  三量体 ,  表面積 ,  *銀 ,  表面増強Raman散乱 ,  最適化 ,  *コロイド ,  有限差分時間領域法 ,  遠心分離 ,  チオール ,  芳香族化合物 ,  芳香族アミン ,  第一アミン
準シソーラス用語： 時間領域 ,  標的分子 ,  コロイド粒子 ,  固定化 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 赤外スペクトル及びRaman散乱,Ramanスペクトル一般  (BM08061U) ,  金属の赤外スペクトル及びRaman散乱,Ramanスペクトル  (BM08062L)

物質索引 (2件)： ベンゼンチオール ,  アニリン

タイトルに関連する用語 (4件)： Ag ,  コロイド ,  二量体 ,  強化