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J-GLOBAL ID:201702271785460013   整理番号:17A0125092

二重色によるシャクヤク(Paeonia lactiflora Pall.)におけるフラボノイド生合成遺伝子のフラボノイド含量と発現解析【Powered by NICT】

Flavonoid content and expression analysis of flavonoid biosynthetic genes in herbaceous peony (Paeonia lactiflora Pall.) with double colors
著者 (4件):
資料名:
巻: 15  号:ページ: 2023-2031  発行年: 2016年 
JST資料番号: C2625A  ISSN: 2095-3119  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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草本シャクヤク(Paeonia lactiflora Pall.)は薬用値と有名な花であり,その花は薬用成分,特にフラボノイドの数を有していた。本研究では,白色外花弁と黄色内部花弁を含む二重色をもつP.lactiflora品種を実験材料は高速液体クロマトグラフィーエレクトロスプレイイオン化質量分析(HPLC ESI MSn)によるフラボノイド類の定性的および定量的解析を行い,リアルタイム定量的ポリメラーゼ連鎖反応(Q PCR)を用いてフラボノイド生合成遺伝子の発現パターンを検討した。結果は,両方の花弁の色は花の発育では徐々に弱くなる傾向であることを示した。さらに,一つの主アントシアニン組成(ペオニジン3,5 ジ O グルコシド)と五つの主要なanthoxanthin組成(ケンペロールジヘキソシド,ケンペロール 3 O マロニルグルコシド 7 O グルコシド,クェルセチン 3 O ガラクトシド,ルテオリン 7 O グルコシドとイソラムネチン 3 O グルコシド)は,それらのピーク面積のみで有意に異なることが分かった。白色外花弁と黄色内部花弁における総アントシアニン,anthoxanthin及びフラボノイド含量は徐々に花の発育中に減少し,白色外花弁において一貫して高かった。,P.lactifloraフラボノイド生合成経路における九つの構造遺伝子の発現パターンは二花弁におけるフェニルアラニンアンモニアリアーゼ遺伝子(PlPAL),カルコンシンターゼ遺伝子(PlCHS),フラバノン3 ヒドロキシラーゼ遺伝子(PlF3H),アントシアニジンシンターゼ遺伝子(PlANS)とUDPグルコシド:フラボノイド5-O-グルコシルトランスフェラーゼ遺伝子(PlF5GT)の発現レベルは基本的に低下傾向を示し,PlPAL,PlCHS,PlANS,PlF3GTとPlF5GTの転写レベルは,また白色外花弁で高い傾向があったことを示した,これはフラボノイド含量と相関していた。これらの結果は,P.lactiflora花におけるフラボノイド資源の探査と利用のための固体基礎を築くであろう。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】
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分類 (1件):
分類
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植物の生化学 

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