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J-GLOBAL ID：201702271816455460   整理番号：17A1240540

幼生ホーミングポテンシャルを持つテンジクダイのゲノム解析は沖縄諸島における遺伝的混合を明らかにする【Powered by NICT】

Genomic analysis of a cardinalfish with larval homing potential reveals genetic admixture in the Okinawa Islands

著者 (2件)： Gould A. L. (Department of Ecology and Evolutionary Biology, University of Michigan, Ann Arbor, MI, USA) ,  Dunlap P. V. (Department of Ecology and Evolutionary Biology, University of Michigan, Ann Arbor, MI, USA)
資料名： Molecular Ecology  (Molecular Ecology)
巻： 26  号： 15  ページ： 3870-3882  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2684A  ISSN： 0962-1083  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 礁魚の可能性と観測された分散距離間の不一致は,リクルートメントや分散に関する幼生行動の影響のより良い理解の必要性を示した。集団遺伝学的研究は,個体群は連結度に関する洞察を提供することができ,制限部位関連配列(RAD Seq)方法の開発は,非モデル生物のそのような研究はより接近している。珊瑚礁居住テンジクダイにおける個体群分化を試験するための二重消化RAD Seq法を適用し,行動学的研究に基づく,Siphamia tubiferは出生礁に戻るナビゲーションの手がかりを使用する可能性を持っている。日本,沖縄のサンゴ礁,3年にわたり,十一試験地で採取した魚から11,836SNPの解析は2~140km,1か所で年の間の空間的スケールでのS.tubiferのグループ間でほとんど遺伝的分化を明らかにする:対F_ST値は0.0116と0.0214の間であった。これらの結果は,黒潮は領域における幼生分散に大きく影響することを示唆し,他のテンジクダイの研究に基づく予測とは対照的に,調べなかった空間スケールでのS.tubiferの集団構造の証拠である。しかし,選択下で推定される異常値遺伝子座の分析は年によって拡散的な個体群源から高集団代謝回転と可変幼生供給を示す時間微分のパターンを明らかにした。これらの知見は,初期生活史形質の間の潜在的な接続とサンゴ礁生息魚類個体群の接続性をより良く理解するために,遺伝的分化の時間的パターンを調べ,種々の地理的領域を越えての魚類の更なる研究の必要性を強調する。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 集団遺伝 ,  ターンオーバー ,  礁 ,  連結性 ,  分化 ,  地理学 ,  *沖縄県 ,  個体群 ,  行動科学 ,  *遺伝 ,  黒潮 ,  珊瑚礁
準シソーラス用語： 集団構造 ,  幼生分散 ,  遺伝的種分化 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 生物発光 ,  集団遺伝学 ,  RAD Seq ,  Siphamia tubifer ,  SNP

分類 (3件)： 動物生態学一般  (EE03010W) ,  異種生物間相互作用  (EE01050A) ,  個体群生態学  (EE03030S)

タイトルに関連する用語 (7件)： 幼生 ,  ホーミング ,  ポテンシャル ,  ダイ ,  ゲノム解析 ,  沖縄 ,  諸島