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J-GLOBAL ID：201702271850911554   整理番号：17A1639177

統合ストレス応答FGF21発現を刺激する:長寿の全身エンハンサー【Powered by NICT】

Integrated stress response stimulates FGF21 expression: Systemic enhancer of longevity

著者 (4件)： Salminen Antero (Department of Neurology, Institute of Clinical Medicine, University of Eastern Finland, P.O. Box 1627, FI-70211 Kuopio, Finland) ,  Kaarniranta Kai (Department of Ophthalmology, Institute of Clinical Medicine, University of Eastern Finland, P.O. Box 1627, FI-70211 Kuopio, Finland) ,  Kaarniranta Kai (Department of Ophthalmology, Kuopio University Hospital, P.O. Box 100, FI-70029, KYS, Finland) ,  Kauppinen Anu (School of Pharmacy, Faculty of Health Sciences, University of Eastern Finland, P.O. Box 1627, FI-70211 Kuopio, Finland)
資料名： Cellular Signalling  (Cellular Signalling)
巻： 40  ページ： 10-21  発行年： 2017年 
JST資料番号： T0667A  ISSN： 0898-6568  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： FGF21は正常肝で発現する多機能代謝とストレスホルモンであるが,例えばミトコンドリアまたは小胞体(ER)ストレス,細胞ストレスは幾つかの哺乳類組織からの発現とその後の分泌を誘導することができる。統合されたストレス応答(ISR)経路のストレスキナーゼはATF4転写因子の活性化を介してFGF21の発現を刺激し,それにより細胞ストレス耐性を強化した。FGF21遺伝子の代謝およびストレス誘導性トランス活性化機構は別々の経路を介して仲介される。FGF21は多くの加齢関連代謝とストレス障害を軽減し,例えばAMPKシグナル伝達の活性化を介してできる組織間調節因子である。FGF21シグナル伝達も概日性および休眠調節に関与している。循環FGF21はオルガネラストレス,例えばミトコンドリアとERストレスを減衰させることができることから,モデル生物に存在する蛋白質恒常性と寿命のストレス誘導細胞非自律調節似ていた。FGF21の過剰発現はマウスの寿命を拡張し,おそらく健康寿命を改善することができる。ISR経路を介してFGF21のストレス関連発現を制御する正と負のシグナル伝達機構を明らかにする。さらに,代謝およびストレス障害における生存時間関数の組織間コーディネーターとしてのFGF21の役割を検討した。FGF21は哺乳類における長寿の細胞非自律的エンハンサーとして見ることができると結論した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 小胞体 ,  *タンパク質 ,  自己調節 ,  遺伝子 ,  代謝 ,  ミトコンドリア ,  小胞体ストレス ,  哺乳類 ,  転写因子
準シソーラス用語： 過剰発現 ,  調節因子 ,  ストレス耐性 ,  細胞ストレス ,  *FGF21 ,  *ストレス応答 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (7件)： AMPK ,  細胞非自律的 ,  FGF21 ,  健康寿命 ,  Klotho ,  寿命 ,  PERK

分類 (1件)： 細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (7件)： 統合 ,  ストレス応答 ,  FGF21 ,  発現 ,  刺激 ,  長寿 ,  全身