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J-GLOBAL ID:201702271875614258   整理番号:17A0290361

平成28年8月台風10号豪雨による岩手県小本川洪水災害調査報告

著者 (7件):
資料名:
号: 4348  ページ: 85P  発行年: 2016年11月 
JST資料番号: J0096A  ISSN: 0386-5878  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本調査研究は,中山間地河川の川づくりのための基礎となる情報を得ることを目的とし,平成28年台風10号に伴う豪雨によって甚大な災害の発生をみた岩手県小本川を対象に洪水・土砂災害の実態調査を行うとともに,降雨流出,崩壊・土石流の発生,洪水流,流砂・河床変動等に関する解析を行っているところである。その結果,これまでに次のようなことが判明している。(1)小本川は谷底低地を流れる蛇行河川であって,流路の拡幅部や流路屈曲部が洪水・土砂氾濫の弱点部になっている。(2)山腹崩壊や土石流の発生は,降雨条件に加えて表層地形,表土層の水文・土質条件を用いて説明できる。(3)降雨流出解析および洪水痕跡調査によれば,ピーク流量は2,800m3/s程度に推定される。(4)平面二次元モデルによる洪水流解析によれば,水位に対する河床変動の影響は顕著であって,赤鹿水位観測点の水位を合理的に説明するためには,土砂堆積に伴って河床が上昇したと考える必要がある。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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大規模擾乱,台風,大気重力波  ,  洪水対策 
引用文献 (31件):
  • 盛岡地方気象台, ′′平成28年台風第10号による大雨と暴風,波浪′′, 岩手県災害時気象資料, http://www.jma-net.go.jp/morioka/saigaidata/saigaisiryou16-3iwate.pdf
  • 岩手県, ′′小本川水系河川整備基本方針′′, 2011.
  • 米倉伸之, ′′陸中北部沿岸地域の地形発達史′′, 地理学評論, Vol.39, pp.311-323, 1966.
  • 村井貞允・大上和領・大石雅之, ′′茂師竜発見地付近の地質′′, 岩手県岩泉町文化財調査報告第6集, 1983.
  • 柳沢忠昭, ′′岩泉町の地質とカルスト′′, 『岩泉の自然』, pp.9-22, 岩泉町教育委員会, 2000.
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