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J-GLOBAL ID：201702271915066318   整理番号：17A1658254

深部炭素循環のMg同位体トレーサ:2015-2016の進展と問題【JST・京大機械翻訳】

A Review of Tracing Deep Carbon Recycling Researches by Using Mg Isotopes During 2015-2016: Progresses and Questions

著者 (1件)： Li Shuguang (中国地質大学(北京)科学研究院同位素地球化学実験室,北京100083;中国科学技術大学地球与空間科学学院,合肥230026)
資料名： Kuangwu Yanshi Diqiu Huaxue Tongbao  (Kuangwu Yanshi Diqiu Huaxue Tongbao)
巻： 36  号： 2  ページ： 197-203  発行年： 2017年 
JST資料番号： C2707A  ISSN： 1007-2802  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： マグネシウム同位体トレーサの深部炭素循環の研究は過去1年に大きく進展した。これらの進展には、変質地殻、堆積物、深海橄欖岩と再循環エクロジャイトのMg同位体組成が含まれ、EM-IとHIMU同位元素の特徴がある低δ26Mg玄武岩成因、低δ26Mg玄武岩溶融p-t条件のMg-Sr同位体制約がある。Mg同位体により明らかにされた大陸リソスフェアマントルの炭酸塩交代作用は、テーチス沈み込みプレートによる深部炭素循環と、Na富炭酸塩マグマのMg同位体分別によるものである。しかし、依然として多くの重要な科学的問題はまだ明らかではなく、以下のように含まれている。(1)再循環堆積炭酸塩岩と再循環炭酸塩化エクロジャイトがマントルMg同位体に及ぼす影響をどのように区別するか?(2)プレート沈み込み過程におけるMg同位体の地球化学的挙動と,なぜ島弧玄武岩が低いδ26Mg特徴を持たないか?(3)再循環炭素は,マントルの貯蔵部位と貯留時間の両方にあることが示された。(4)普通の炭酸塩マグマのMg同位体はどのように分化するか?(5)それらは,MgやMgの少ない再循環炭酸塩,例えば方解石,アラゴナイト,菱鉄鉱のようないくつかのトレーサを追跡しているかどうかを示すことができるかどうかを示している。これらの問題は将来の重要な研究分野を明らかにした。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *炭素循環 ,  エクロジャイト ,  堆積物 ,  方解石 ,  サブダクション ,  *同位体 ,  かんらん岩 ,  炭酸塩 ,  再循環 ,  同位体分別 ,  *マグネシウム ,  マグマ ,  マントル ,  玄武岩 ,  同位体存在比

著者キーワード (8件)： deep carbon ,  Mg isotopes ,  altered oceanic crust ,  sediments ,  basalts ,  lithosphere mantle ,  Tethys tectonic zone ,  carbonate magma

分類 (2件)： 同位体地質学  (DD01042T) ,  岩石圏の地球化学一般  (DD01041C)

タイトルに関連する用語 (6件)： 深部 ,  炭素循環 ,  Mg ,  同位体トレーサ ,  進展 ,  問題