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J-GLOBAL ID:201702272064600912   整理番号:17A0503582

低リスクの心血管系疾患患者におけるBerberis aristata,Silybum marianum,およびモナコリンの組合わせの脂質プロファイルへの影響;二重盲検,無作為,偽薬対照試験

Effects of a Combination of Berberis aristata, Silybum marianum and Monacolin on Lipid Profile in Subjects at Low Cardiovascular Risk; A Double-Blind, Randomized, Placebo-Controlled Trial
著者 (7件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年02月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,Berberis aristata,Silybum marianum,およびモナコリンKとKAから成る高コレステロール血症抑制剤の有効性と安全性を,低リスクの心血管系疾患の白人患者のサンプルを用いて,Framinghamリスクスコアにより評価した。第一の目的は,この機能性食品の組合わせの脂質プロファイルへの影響を評価することである。第二の目的は,幾つかの炎症性マーカー(特に,高感度のC反応性蛋白質と腫瘍壊死因子αであるインターロイキン6)への影響を評価することである。この無作為抽出,二重盲検,偽薬対照試験では,143人の患者に偽薬あるいはBerberol Kを,一日一回,夕食時に,ランダムに,3か月間処方した。結果として,偽薬と比較し,Berberol K処方では,空腹時血漿グルコースが大きく減少した(-12.2%,p<0.05)。さらに,偽薬と比較し,Berberol K処方では,空腹時血漿インスリンの増大が見られた(+9.9%,p<0.05)。従って,Berberol K処置後に得られたインスリン抵抗性指数(HOMA)は,偽薬グループに比べて,低減していた(-2.8%,p<0.05)。偽薬に比べてBerberol K処置では,偽薬との脂質プロファイル変動は観測されなかったが,全コレステロール(-20.5%,p<0.05),トリグリセリド(-17.7%,p<0.05),およびLDLコレステロール(-27.8%,p<0.05)の大きな減少が観測された。偽薬に対しBerberol K処置では,高感度C反応性蛋白質(-30.8%,p<0.05)およびインターロイキン6(-25.0%,p<0.05)の減少が見られた。以上から,Berberis aristata,Silybum marianum,およびモナコリンKとKA等の異なるコレステロール抑制機能性食品の組合わせは,脂質プロファイルを低減させ,炎症性パラメータを改善するために効果的で安全であることが結論された。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
循環系の基礎医学  ,  脂質代謝作用薬の基礎研究 

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