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J-GLOBAL ID：201702272105587252   整理番号：17A0499168

1550 nm照射下でのNaYF₄:Erの熱効果に関する研究

Investigation on the thermal effects of NaYF₄:Er under 1550 nm irradiation

著者 (8件)： Wang Hong (Physics Department, Dalian Maritime University, Dalian, Liaoning 116026, P. R. China. [e-mail] [e-mail]) ,  Yin Xiumei ,  Xing Mingming ,  Fu Yao ,  Tian Ying ,  Feng Xin ,  Jiang Tao ,  Luo Xixian
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 19  号： 12  ページ： 8465-8470  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 1550 nmレーザダイオード照射下でのNaYF₄:Er微結晶の熱効果を,赤外熱イメージング法を用いて調べた。その結果,LD照射ビーム領域の温度は不均一であることを明らかにした。このNaYF₄:Er試料は5-10 s内での迅速な温度上昇を示し,加熱プロセスは,1550 nm LDに暴露した場合,照射の60 s後に定常状態に達する。この試料の応答時間,温度上昇,および発光強度は,励起出力密度およびドープしたEr³⁺イオンの濃度に依存する。アップコンバーション発光スペクトル測定への熱効果の影響を回避するには低励起出力が必要である。アップコンバージョン発光スペクトル測定における迅速な走査は,高励起出力ポンピング下の加熱効果を抑制する上では効果的でない。さらに,蛍光強度比技法に存在する温度の相対的な偏差は,照射時間の増加とともに減少する。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *赤外線照射 ,  ナトリウム化合物 ,  イットリウム化合物 ,  フッ化物 ,  *エルビウム ,  *熱影響 ,  応答時間 ,  昇温 ,  放射強度 ,  濃度依存性 ,  *周波数逓倍 ,  *発光スペクトル
準シソーラス用語： *近赤外線照射 ,  *熱効果 ,  温度上昇 ,  発光強度 ,  *アップコンバージョン ,  照射時間

分類 (1件)： 無機化合物のルミネセンス  (BM08093J)

タイトルに関連する用語 (3件)： Er ,  熱効果 ,  研究