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J-GLOBAL ID:201702272131254277   整理番号:17A1134870

C3対称CoII錯体のファミリーにおけるIsing型磁気異方性の定量的評価【Powered by NICT】

Quantitative Estimation of Ising-Type Magnetic Anisotropy in a Family of C3-Symmetric CoII Complexes
著者 (4件):
資料名:
巻: 23  号: 51  ページ: 12550-12558  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0744A  ISSN: 0947-6539  CODEN: CEUJED  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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本論文では,五配位Co II複合体のIsing型磁気異方性に及ぼす構造的および化学的効果の影響を実験と理論を組み合わせたアプローチを用いて研究した。このために,四五配位Co II錯体[三脚配位子トリス(2-メチルピリジル)アミン(tpa)を用いてCo(tpa)Cl]ClO_4(1),[Co(tpa)Br]ClO_4(2),[Co(tbta)Cl](ClO_4)(MeCN)2(H_2O)(3)および[Co(tbta)Br]ClO_4(4)およびトリス[(1 ベンジル 1 H 1,2,3 トリアゾール 4 イル)メチル]アミン)(tbta)の意図的設計と合成を行った。詳細な直流および交流測定はIsing型磁気異方性を持つCo II中心の磁場誘起遅い磁気緩和挙動の存在を示した。零磁場分裂(ZFS)パラメータの定量的推定は,詳細なab initio理論計算を用いて効果的に達成した。計算研究はすべての研究した錯体の波動関数は四重項状態の最大m_s=±3/2成分を安定化し,従ってZFSパラメータに大きな負の寄与を産生する非常に強い多配置性を持つことを明らかにした。Ising型異方性の大きさの違いは,配位子場理論考察によって説明できる,ことである,Dが大きくなると弱い赤道σ-供与と強い頂端π-供与配位子の1例で陰性であった。隣接Co II中心間の磁気緩和挙動における分子間相互作用の役割を解明するために,反磁性等構造Zn II類似体(5)を合成し,磁気希釈実験を行った。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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コバルトとニッケルの錯体  ,  磁気異方性・磁気機械効果一般 
物質索引 (2件):
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