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J-GLOBAL ID:201702272143360728   整理番号:17A1501233

異なる純溶媒および二成分溶媒中のテルビナフィン塩酸塩の溶解度と熱力学:測定,相関および分子相互作用【Powered by NICT】

Solubility and thermodynamics of terbinafine hydrochloride in different neat and binary solvents: Measurement, correlation and molecular interactions
著者 (4件):
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巻: 243  ページ: 293-301  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0924A  ISSN: 0167-7322  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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メタノール,エタノールまたはn-プロパノール0.1~0.9の範囲の異なる質量分率で行ったメタノール,エタノール,n-プロパノール,酢酸エチル及びそれらの二成分溶媒混合物,(メタノール+酢酸エチル)を含む,(エタノール+エチルアセタート)and(n-プロパノール+エチル酢酸)を含む,四純溶媒中の塩酸テルビナフィンの溶解度は(278.15~313.15)の温度範囲と等温飽和法を用いて決定した。純溶媒のモル分率溶解度の順はメタノール>エタノール>n-プロパノール>エチル酢酸として,与えられた初期組成の三種類の混合物の,塩酸テルビナフィンの溶解度は,(メタノール+酢酸エチル),(エタノール+エチルアセタート)and(n-プロパノール+エチル酢酸)を含む三システムのためのアルコールの温度と質量分率の増加と共に増加した。メタノール,エタノールまたはn-プロパノール及び温度の同じ質量分率で,塩酸テルビナフィンの溶解度は他の混合溶媒中よりも(メタノール+酢酸エチル)の方が大きかった。塩酸テルビナフィンの最大モル分率溶解度はメタノール(313.15Kで6.297×10~ 2),続いてエタノール(313.15Kで3.785×10~ 2),n-プロパノール(313.15Kで3.007×10~ 2)と酢酸エチル(313.15Kで1.497×10~ 2)で得られた溶解度データはJouyban-Acreeモデル,van’t Hoff Jouyban Acreeモデル,改良Apelblat Jouyban AcreeモデルとCNIBS/R-Kモデルと相関していたことであった。相関は実験結果と良好な一致を示し,実験と計算した溶解度間の相対平均偏差(RAD)と二乗平均平方根偏差(RMSD)の最大値は4.32×10~ 2と15.28×10~ 4であった。得られた溶解度に基づいて,純粋及び混合溶媒中に溶解した塩酸テルビナフィンの溶液(ΔH_ゾル~O),溶液の標準Gibbsエネルギー(ΔG_ゾル~O)および溶液の標準エントロピー(ΔS_ゾル~O)の標準エンタルピーは有名なvan’t Hoff計算により得た。「見かけの熱力学的解析」によるこれらの純溶媒および混合溶媒中の塩酸テルビナフィンの溶解度データの熱力学的処理は,溶解は吸熱およびエントロピー駆動プロセスであることを示した。実験溶解度と本研究のモデルは粗テルビナフィン塩酸塩を精製に有用である可能性がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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有機物質からなる多成分系の相平衡・状態図  ,  物理薬剤学 
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