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J-GLOBAL ID:201702272203855571   整理番号:17A1119972

EBUS-TBNAの役割とサルコイドーシスの診断における標準気管支鏡法【Powered by NICT】

The role of EBUS-TBNA and standard bronchoscopic modalities in the diagnosis of sarcoidosis
著者 (3件):
資料名:
巻: 11  号:ページ: 58-63  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2537A  ISSN: 1752-6981  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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背景と目的:気管支内超音波ガイド下経気管支針吸引(EBUS TBNA)は,縦隔および肺門リンパ節腫脹の診断における優れた診断率を持つことが示された正確で低侵襲技術である。しかし,内視鏡気管支生検(EBB)と経気管支肺生検(TBLB)はサルコイドーシスの病理診断を行うための標準法である。本研究の目的は,ステージIとIIサルコイドーシス患者における気管支ファイバースコープによるEBUS-TBNAとTBLBの診断率を比較することであった。【方法】を疑うステージIおよびIIサルコイドーシスの総計653名の患者を本遡及的研究に登録した。放射線学的評価後,患者は気管支鏡検査にした。患者は逐次EBUS-TBNA後TBLBおよび/またはEBBを施行した。すべての患者で,縦隔リンパ節群の1056生検を行った。【結果】生検リンパ節の全体で,549名の患者(84%)で得られた陽性結果。ステージII TBLBの180人の患者では,肺の影響を受けた部分から採取した生検。陽性結果は79人の患者(43.9%)で見られた。EBBは340人の患者で行い,101(29.7%)で陽性結果を得た。縦隔鏡検査は,EBUS-TBNA,TBLBおよび/またはEBBにおける負の結果を示す60患者(9.2%)で実施した。非乾酪性肉芽腫は48例に認められた。TBLB法単独の感度は43.9%(79/180)(P<0.001)で有意に低かった。EBBの感度は,EBUS-TBNAとTBLBより有意に低く,29.7%(101/340)(P<0.0001, P<0.003)に達した。EBUS-TBNAの全体の診断精度は84%であり,標準気管支鏡技術を用いたEBUS-TBNAの組み合わせは89%の診断精度を有していた。【結論】ステージIおよびIIサルコイドーシスのためのEBUS-TBNAの診断収率はTBLBとEBBよりも明らかに高かった。標準気管支鏡技術を用いたEBUS-TBNAの併用は,安全かつ有用であり,肺サルコイドーシスと拡大した胸腔内リンパ節を有する患者における診断率を最適化した。標準気管支鏡検査と組み合わせたEBUS-TBNAは,サルコイドーシスを疑い拡大胸腔内リンパ節症患者における第一選択研究であると考えられる。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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血液の疾患  ,  腫ようの診断  ,  呼吸器の腫よう 

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