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J-GLOBAL ID:201702272301655155   整理番号:17A1484627

ゲンタマイシン誘発聴器毒性に対するナリンゲニンの保護的役割の可能性の評価:予備的研究【Powered by NICT】

Evaluation of the possible protective role of naringenin on gentamicin-induced ototoxicity: A preliminary study
著者 (7件):
資料名:
巻: 100  ページ: 247-253  発行年: 2017年 
JST資料番号: A1235A  ISSN: 0165-5876  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的は,聴覚的,生化学的および組織病理学的評価を介してゲンタマイシン誘発聴器毒性におけるナリンゲニンの可能性のある保護的役割を評価することである。本研究は次の4群(対照,ゲンタマイシン,ナリンゲニン+ゲンタマイシン,及びナリンゲニン)に無作為化した32匹の成体雄ラットで行った。ナリンゲニンは14日間の試験期間中に50mg/kg/日の用量で経口強制投与によりラットに与えた。ゲンタマイシンは120mg/kg/日の用量で腹腔内経路によって与えられた。聴覚評価は,歪成分耳音響放射(DPOAE)及び聴性脳幹反応(ABR)測定,試験開始時全ラットに適用し,14日目に実施した。生化学的パラメータは14日目に計算した酸化および抗酸化状態を評価した。その蝸牛を除去し,組織病理学的に調査,14日であった。動物のか牛はアポトーシスの末端デオキシヌクレオチジルトランスフェラーゼ仲介dUTPbiotin nick end labeling(TUNEL)法で評価した。14日目,グループ2(ゲンタマイシン)(p<0.008)と比較した場合,DPOAE値とABRしきい値は3群(ナリンゲニン+ゲンタマイシン)に保存されていた。総酸化状態値および酸化ストレスインデックス値は他のグループよりグループ2(ゲンタマイシン)で有意に高かった(p<0.008)。総抗酸化状態値は2群(ゲンタマイシン)より3群(ナリンゲニン+ゲンタマイシン)と4群(ナリンゲニン)で有意に高かった(p<0.008)。Corti器官と血管条の両方でTUNEL陽性細胞の数は,グループ2(ゲンタマイシン)(p<0.05)におけるよりもグループ3(ナリンゲニン+ゲンタマイシン)が有意に低値であることが分かった。著者らの研究は,ゲンタマイシンにより生成された耳毒性効果は,ナリンゲニンの同時使用により改善できることを実証した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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