抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究の目的はチームリーダーシップの文献をレヴューすることである。チームの研究は集団の研究の一部として1980年代より始まった。本研究では,まずチームリーダーシップとは何かという点について,チームリーダーの役割を考慮しながら定義を行った。次にチームリーダーシップの諸アプローチとして,変革的リーダーシップ理論,leader-member exchange theory(LMX theory),機能的リーダーシップ,リーダーシップ・シェアについて考察した。また,チームリーダーシップは状況によっても影響されるという点を考慮して,チームの発達とチームリーダーシップ,チームのタイプとチームリーダーシップとの関係について考察を行った。そしてチームリーダーシップの有効性について,その実証的研究の統合をメタアナリシス研究など参考にして検討し,最後にチームリーダーシップの評価と今後の課題について述べた。(著者抄録)