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J-GLOBAL ID：201702272343892829   整理番号：17A1800167

RCセグメントの主鋼材に作用する応力度推定法の開発

著者 (3件)： 岡滋晃 (東京電力ホールディングス 土木建築エンジニアリングセ) ,  齋藤仁 (東京電力ホールディングス 土木建築エンジニアリングセ) ,  吉本正浩 (東京電力パワーグリッド)
資料名： 電力土木  (Electric Power Civil Engineering)
号： 392  ページ： 135-140  発行年： 2017年11月05日 
JST資料番号： F0057A  ISSN： 0386-2895  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： RC構造物の適切な補強対策を実施するには,現在の応力状態の把握が不可欠である。とくに開削トンネルでは,ひずみ測定を実施し発生応力を把握する方法として鉄筋切断法を用いることがある。しかし,シールドトンネルのフラットバーセグメントでは,鉄筋切断法の適用は試験後の断面欠損が大きいため不可能である。そこで代替する方法として穿孔法を応用した応力度推定法の研究開発を進めてきた。この結果,穿孔法により得られた推定値の評価方法として「平均値の1.3倍と最大値の1.1倍のうち,いずれか大きい方」を応力推定値として提案する。本稿では,この開発内容について,実験場および実設備での試験結果を含めて報告する。(著者抄録)

シソーラス用語： *送電線 ,  *シールド工法 ,  *セグメント ,  鋼材 ,  *金属腐食 ,  評価
準シソーラス用語： フラットバー ,  *鋼材腐食 ,  耐力評価 ,  *地中送電線 ,  *鉄筋コンクリートセグメント

分類 (1件)： ずり処理,支保工,覆工  (RC05040Y)

引用文献 (8件)：

• Maekawa K., Zhu X., Chijiwa N. and Tanabe S.: Mechanism of Long-Term Excessive Deformation and Delayed Shear Failure of Underground RC Box Culverts, Journal of Advanced Concrete Technology, Vol. 14, pp. 183-204, 2016.
• 岡滋晃,梶原誠,実広拓史:電力用シールド洞道での内空変形と鋼材腐食事例,電力土木,pp.53-56,2015.
• 岡滋晃,齋藤仁,吉本正浩:被りコンクリートが剥落した電力用シールドトンネルの耐力評価事例,電力土木,pp.112-116,2017.
• 岡滋晃,齋藤仁,吉本正浩:穿孔法を応用したセグメントの主鋼材に作用する応力度推定法の開発,土木学会第60回年次学術講演会講演概要集,2017(予定).
• ASTM E 837-08:Standard Test Method for Determining Residual Stresses by the Hole-Drilling Strain-Gauge Method, 2008.

タイトルに関連する用語 (5件)： RCセグメント ,  鋼材 ,  応力度 ,  推定法 ,  開発