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J-GLOBAL ID：201702272453163846   整理番号：17A0458973

次世代エネルギー貯蔵技術の展望 劣化度の異なるリチウムイオン二次電池を並列接続した組電池で起こる劣化度平準化

著者 (4件)： 田中正志 (茨城大 工) ,  伊藤俊介 (茨城大 大学院理工学研究科) ,  伊藤俊介 (日立) ,  乾義尚 (滋賀県大 工)
資料名： ケミカルエンジニヤリング  (Chemical Engineering (Tokyo))
巻： 62  号： 4  ページ： 269-274  発行年： 2017年04月01日 
JST資料番号： F0134A  ISSN： 0387-1037  CODEN： CMNGA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 劣化度の異なるリチウムイオン電池を並列接続した組電池の電流分担および劣化プロセスについて紹介した。シミュレーション結果より,劣化度の異なる電池を並列接続した場合,劣化度の低い電池に多くの電流が流れる一方で,劣化度の高い電池に流れる電流は相対的に少なくなることが明らかになった。このことにより,劣化度の異なる電池を並列接続した組電池では劣化度の平準化現象の発生が期待できる。充放電サイクル試験の充電終止電圧を変化させた実験することにより,充電終止電圧が組電池の劣化プロセスを決める重要なファクターの一つであることが示された。

シソーラス用語： *リチウムイオン電池 ,  *並列接続 ,  度 ,  レベリング ,  シミュレーション ,  劣化 ,  充放電サイクル
準シソーラス用語： 劣化度

分類 (1件)： 二次電池  (YB04030K)

タイトルに関連する用語 (8件)： 次世代エネルギー ,  貯蔵 ,  展望 ,  劣化度 ,  リチウムイオン二次電池 ,  並列接続 ,  組電池 ,  平準化