文献

J-GLOBAL ID：201702272454179739   整理番号：17A0012515

蒸気タービン翼破損の根本原因解析

Root Cause Analysis of Steam Turbine Blade Failure

著者 (4件)： Antony Harison M. C. (Metallurgy Department, BHEL Corporate Research & Development Division, Vikasnagar, Hyderabad, India) ,  Swamy M. (Metallurgy Department, BHEL Corporate Research & Development Division, Vikasnagar, Hyderabad, India) ,  Pavan A. H. V. (Metallurgy Department, BHEL Corporate Research & Development Division, Vikasnagar, Hyderabad, India) ,  Jayaraman G. (Metallurgy Department, BHEL Corporate Research & Development Division, Vikasnagar, Hyderabad, India)
資料名： Transactions of the Indian Institute of Metals  (Transactions of the Indian Institute of Metals)
巻： 69  号： 2  ページ： 659-663  発行年： 2016年 
JST資料番号： E0277A  ISSN： 0972-2815  CODEN： TIIMA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： インド西部で稼動していた化石燃料発電所の110MWユニットでは,低圧タービン3A段翼が早期に故障した。ブレードは,X20Cr13(焼戻しマルテンサイト系ステンレス鋼)材料からできている。早期に故障したため,根本原因の分析が求められた。故障原因の特定には,視覚検査,立体顕微鏡検査,金属学検査,電界放出走査電子顕微鏡(FESEM)検査などの様々な技術を用いて,故障調査を行った。ブレード材料の劣化の証拠はないことを確認できた。この破断は,刃根から100mmの輪郭領域で生じた。実体顕微鏡検査とFESEM検査によって,ブレードエッジにいくつかの孔/溝が見られ,これらの孔から塩素を検出した。この亀裂は,これらの孔の内の一つから後端部分が薄くなり,その後,前縁に向かって伝播した。腐食疲労がこの故障の主な原因と考えた。この研究では詳細な調査が行われた。Copyright 2015 The Indian Institute of Metals - IIM Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *焼戻 ,  *ステンレス鋼 ,  タービン翼 ,  破損 ,  *故障解析 ,  *発電所 ,  視覚検査 ,  顕微鏡検査 ,  金属工学 ,  電界放出 ,  走査電子顕微鏡 ,  溝 ,  穴 ,  塩素 ,  *腐食疲れ ,  亀裂発生 ,  亀裂伝搬 ,  クロム含有合金
準シソーラス用語： FE-SEM ,  クリープ亀裂発生 ,  マルテンサイト系ステンレス鋼 ,  火力発電所 ,  蒸気タービン翼

著者キーワード (4件)： Turbine blade ,  Pits ,  Corrosion fatigue ,  X20Cr13 material

分類 (3件)： 蒸気タービン  (PB01040R) ,  金属材料  (HC05020S) ,  腐食  (WB03030B)

タイトルに関連する用語 (4件)： 蒸気タービン翼 ,  破損 ,  根本原因 ,  解析