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J-GLOBAL ID：201702272459713231   整理番号：17A0412456

ヒト血しょうおよび尿中の12種のアゾール系抗菌薬残留物の定量のための布相収着抽出高速液体クロマトグラフィーフォトダイオードアレイ検出法【Powered by NICT】

A fabric phase sorptive extraction-High performance liquid chromatography-Photo diode array detection method for the determination of twelve azole antimicrobial drug residues in human plasma and urine

著者 (6件)： Locatelli Marcello (University of Chieti - Pescara “G. d’Annunzio”, Department of Pharmacy, via dei Vestini 31, 66100 Chieti, Italy) ,  Locatelli Marcello (Interuniversity Consortium of Structural and Systems Biology, Viale Medaglie d’Oro 305, 00136 Roma, Italy) ,  Kabir Abuzar (International Forensic Research Institute, Department of Chemistry and Biochemistry, Florida International University, Miami, FL, USA) ,  Innosa Denise (University of Chieti - Pescara “G. d’Annunzio”, Department of Pharmacy, via dei Vestini 31, 66100 Chieti, Italy) ,  Lopatriello Teresa (University of Chieti - Pescara “G. d’Annunzio”, Department of Pharmacy, via dei Vestini 31, 66100 Chieti, Italy) ,  Furton Kenneth G. (International Forensic Research Institute, Department of Chemistry and Biochemistry, Florida International University, Miami, FL, USA)
資料名： Journal of Chromatography B  (Journal of Chromatography B)
巻： 1040  ページ： 192-198  発行年： 2017年 
JST資料番号： W0571A  ISSN： 1570-0232  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究は,ヒトの血漿と尿試料中の,テルコナゾール,ボリコナゾール,ビホナゾール,クロトリマゾール,チオコナゾール,エコナゾール,ブトコナゾール,ミコナゾール,ポサコナゾール,ラブコナゾール,ケトコナゾールとイトラコナゾールを含む十二個のアゾール抗生剤残留物の同時抽出と分析のための新しい織物相収着抽出液体クロマトグラフィー-フォトダイオードアレイ検出(FPSE HPLC PDA)法を報告した。選択したアゾール系抗菌薬は36分以内に勾配溶出モードでLuna C_18カラム(250mm×4.6mm,粒径5μm)を用いて分解した。分析法はすべての薬物化合物の0.1 8μg/mLの範囲で較正し,検証した。ブランクヒト血しょうと尿を分析のための試料マトリックスとして用いた;ベンジル4-ヒドロキシベンゾアートを内部標準(IS)として用いた。FPSE HPLC PDA法の定量限界は0.1μg/mLであることが分かったと薬剤の加重マトリックス合致標準検量線は8μg/mLの濃度まで良好な直線性を示した。並列試験もoverrange試料を希釈後に分析できるかどうかを評価し,妥当性を確認した方法の分析性能を損なうことなくした。日内および日間精度(RSD%)値は≦13.1%および≦13.9%であった。内および日間の真度(バイアス%)値は 12.1%~10.5%の範囲であった。検証されたFPSE HPLC PDAの性能をさらにイトラコナゾールおよびミコナゾールの単回投与後の健康なボランティアから採取した実際の試料で試験した。著者らの知識の及ぶ限りでは,これは広範囲logK_ow値(0.4からブトコナゾールのフルコナゾール~6.70)を有する十二アゾール薬の同時定量のための血しょうおよび尿試料に適用した最初のFPSE抽出法であり,臨床的および薬学的応用のための迅速でロバストなグリーン分析ツールとして採用することができた。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 線形性 ,  傾斜溶離法 ,  *収着 ,  定量限界 ,  *血漿 ,  *高速液体クロマトグラフィー ,  検量線 ,  同時定量 ,  *ヒト ,  窒素複素環化合物 ,  酸素複素環化合物 ,  芳香族塩素化合物 ,  ウレア化合物 ,  フェノールエーテル ,  脂肪酸 ,  カルボアミド ,  エーテル
準シソーラス用語： HPLC-PDA ,  *アゾール類 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： FPSE HPLC PDA ,  方法の開発 ,  血しょうおよび尿 ,  試料調製 ,  アゾール抗真菌薬

分類 (2件)： 生物薬剤学(臨床)  (GY01022L) ,  有機化合物のクロマトグラフィー,電気泳動分析  (CC04034H)

物質索引 (4件)： イトラコナゾール ,  ケトコナゾール ,  ミコナゾール ,  ボリコナゾール

タイトルに関連する用語 (12件)： ヒト ,  血しょう ,  尿 ,  アゾール系 ,  抗菌薬 ,  残留物 ,  定量 ,  布 ,  収着 ,  高速液体クロマトグラフィー ,  フォト ,  ダイオードアレイ検出